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郊外不動産の過熱はしばらく続くようだ

大都市からの人口流出が止まらないのですが、その反面、人口の流入が止まりない地域もあります。

つまり、下げる都市とエリアは下げ止まらず、反面、人気が集中する都市もあります。

ニューヨークやカリフォルニアのような都市では、厳しいロックダウンのため、ビジネスが消え、人口は流出し、地方自治体は税収が減るため、残った住民や不動産に対する課税額をあげるという悪循環に入りつつあります。

価格だけでなく、家賃も下がり、差し押さえが急増することにより、供給過多になる。

この悪循環はすでに始まっています。

 

その反面、アイダホ、アリゾナ、ネバダといった州には、大都市からの人が移り住んできています。

これらの都市では、差し押さえも増えつつありますが、需要もあるので大きくは崩れないかもしれません。しばらく様子を見たいと思います。

 

個人的には多くの人が売りに出て、しかも多く差し押さえも大量に出て、ビジネスが大量に倒産に追い込まれる状況は、参入の最高のチャンスになると思っています。

大量の解雇者と倒産、大量のホームレスが発生し、誰も不動産などを見向きもしなくなる時、その時こそが参入の最高のタイミングです。

すでにそういうムードが漂いつつあります。

こういう事件が生じると、人々は感情的に反応しがちで、その反応は行き過ぎる傾向が強いものです。

これは大都市の終わりを意味するのではなく、一時的な押し目になる可能性が高いのではないかと考えています。

 

私が見ているところだと、すでにニューヨークとカリフォルニアでは大量の売り物件が出ています。

ニューヨークでは買い手市場に傾いているそうです。

あと、レストランの売り物件も格安で大量に出始めています。

二回目のロックダウンが進むにつれて、売りの数は増え、強烈な下落圧力がかかると思います。

反対の意見もあるとは思いますが、大都市のコンドミニアム、あるいは商業不動産は今回の金融危機の一番おいしい投資になるかもしれません。

 

視察に行きましたが、郊外の新築物件の売れ行きはとても良いようです。

かなりのスピードで売れているということでした。

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