資産保全の観点から考えるとゴールドとシルバーには違いがあります。
ゴールドは本物のお金です。シルバーは過去の歴史上、お金として使われてきましたが、工業的な側面もあります。
人々が普通、お金と考えているもの、つまりの紙幣はお金ではありません。
これは円であれば日銀、ドルであればFRBの借用書のようなものです。そしてそこには常にカウンターパーティーリスクがあります。
今は特にこのリスクが高まっています。
ゴールドは全くリスクがない純粋な形のお金です。
そして一番の特徴は、長年にわたり購買力を保持できるというところです。
例えば、最近のニュースですが、エルサレムで1000年前のゴールドコインが見つかりましたが、現代でも購買力はあります。
1000年が経過しても、価値が保たれているというのは、ゴールドの最大の特徴です。
逆に、今使っている日本円の1000円紙幣が1000年後に使えると思わない人はほとんどでしょう。
Jerusalem’s Western Wall yields four 1,000-year-old gold coins
ゴールドはお金持ちになるために買うのではなく、、お金持ちであり続けるために買うものです。
ゴールドとシルバーへの投資法は専門家の中でも様々な意見があります。
ゴールドを中心に買うべきだという意見や、シルバーは投機に近いという意見がある反面、シルバーも立派なお金で、両方買うべきだという人もいます。ちなみに私が見ている限り、やはり価格が過小評価されているシルバー買いを勧める専門家が多い気がします。
どちらを買ったとしても、最終的にゼロになるというリスクがなく、そういう意味では安心して買えると思います。
ちなみに私は今は200:1くらいの割合で、シルバーを買っています。
最近は、バフェットがゴールドに参入してから、次々と機関投資家やミリオネアたちがゴールドに投資するようになっています。
あと、昨年ごろからヨーロッパ各国の中央銀行が海外の取引所にあったゴールドを次々と本国に持ち帰っています。
近い将来に何かが起こることを知っているかのようですね。恐らくグレートリセットを視野に入れているのでしょう。
私の聞いている情報が正しければ、グレート リセット後にゴールドとシルバーの価格が大幅に更新されるはずです。
その時に資産としてゴールドとシルバーを持っていれば、大恐慌により叩き売りされる資産を大量に入手することができるはずというわけです。
ゴールドがいくらになるのかはわかりませんが、1OZ=$15,000~$50,000になると考える専門家が多いようです。
その根拠は正直よくわかりませんが、上がるだろうということだけは確かなようです。
シルバーは$300-$700になるという人が多いです。
ただ、こういう予測は外れることが多いので、参考程度に知っておくだけでも十分かもしれません。
経済が不安定な今の時代、株式や銀行預金ではなく、現物、しかも価値が過小評価されているものに変えておくというのは、良いことだと思います。
インフレにより預金の価値が急激に下がるのを防げるということだけを考えても、ゴールドとシルバーを買うメリットは十分あると思います。