経済危機になると、リスクヘッジのために貴金属を買うのが勧められています。
特にインフレの可能性が高まっている今は特にそうです。
世界的に金、そして銀の需要が高まっていますが、銀は供給不足が続いています。
理論的に言えば、貴金属の価格は高騰するはずですが、政府が人為的にマーケットに介入しているので、どうなるのかは神のみぞ知るということろだと思います。
メディアでは銀は価値がないという報道が出たり、金はこれから下がるという報道が出たりもしていますので、投資家一人一人がよく調べて、本当のところを見分ける必要があるのではないかと思います。
ただ日本円や米ドルとは違い、紙切れにはならないということだけは確かです。
面白いことにすでに銀はマーケットの値段で現物を買うことはできなくなっています。そもそも取り扱いを停止している会社がほとんどなので、買える人はラッキーだと思います。
私は現物しか買っていないので、大丈夫なのですが、買う時の保管場所のことも考えて、積み立て型にする方も多いようですし、海外に投資して、海外で保管する方も多いようです。
今の貴金属のマーケット価格は操作されています。価格が高騰しないように、売りをしている会社があるとある関係者は話していました。
あと日本では分かりませんが、海外の有名企業ではお客からお金を預かりながら、現物を用意していないところもあるようです。
データ上では買ったことになっているのですが、実際に現物は存在せず、存在しないもののために保管料まで請求しているということなのです。
この人によればありえない量の貴金属を取引していることになっているようですが、現物はそこまで存在しないそうです。
過去2年で14000トンの金の取引を行ったとのことです。そして世界中の複数の名だたる銀行もその取引に参加しているとのこと。
この方によると、貴金属の取引マーケットそのものが詐欺であると言っています。
私は専門家ではありませんし、実際の確認はできませんが、専門家がそのような内部告発をしているということは注意すべきです。
そして、それは先物取引場と現物の価格に乖離があることにもつながります。
建て前では現物を引き出せることになっているので、投資家たちが気づいて、現物を請求し始めたときに問題が表面化するだろうと述べています。
今は投資家たちは信じているので、引き出そうとしていませんが、それが崩れるのも時間の問題なのかもしれません。
日本の会社はどこまでここを通じて、貴金属の取引を行っているのかはわかりませんが、確認をしたほうがよさそうです。
お持ちの現金を一部、貴金属に変えておくのは良いと思いますが、現物を手に入れるのがやはり一番、安全だと思います。
今の世の中はウソとダマシばかりなので、信頼できると言われるものでも要確認ですね。