アメリカで今話題になっているのが、自動車会社のテスラ社のCEOが逮捕されるのも覚悟で、カリフォルニア政府の指示に背き、工場再開に踏み切るという話です。
話はそれだけにとどまらず、カリフォルニア政府に愛想をつかしたのか、会社を他州に移転する計画まで持ち出しました。
地方自治体は工場の再開を許しましたが、それでも移転計画は止まらないようです。
不動産価格が高いエリアなだけに、もうマーケットが急落すると早くも言われ始めました。
米テスラCEO、地元指示に反し加州工場再開を表明 逮捕も覚悟
アメリカではよくあるのですが、大企業が移転してしまうということは、地元の地方自治体にとって、壊滅的な影響を及ぼします。
税収が激減し、雇用がなくなるため、人口が減り、不動産価格も急落します。
テスラがある地方自治体のことは良く分かりませんが、今回の経済危機で倒産や人員削減、あるいは工場が閉鎖に追い込まれる結果として、破たんに追い込まれる地方自治体も出始めると思います。
不動産投資の目線で考えると、一つの企業に頼っている小都市での投資はややリスクが高いかもしれませんね。
投資先の都市の経済は最初から調べておいた方がよさそうです。