ニューヨークタイムズは大恐慌以降、最悪の失業率をグラフで示しました。
経済が再開しても世界は元には戻りません。
もちろん場所により差は出ますが、世界を見渡してみると日本はまだまだましな方なのだと思います。
政治家は役立たずばかりですが、国民全体としてみるとかなり優秀なのかもしれません。
情勢は毎日のように変わりますが、時間が経つにつれて被害の程度が明らかになってきています。
公式発表によると、アメリカの失業率は14%とのことですが、その発表の直後、ミネアポリス連銀総裁がこの数字は実際よりも少なく見積もられていて、実際は23%に近いとのコメントを発表しています。
米雇用統計、実体過小評価か 失業率23%も=ミネアポリス連銀総裁
数字は発表するメディアによってかなりばらつきがあります。
少し前にロサンゼルスの失業率か50%を越えているという報道について取り上げましたが、
バンク オブ アメリカの報告によると、一時解雇を含めた数字ですが、全国での失業率は51.3%だとのことです。
別の報道によると、中小企業の52%が6カ月以内に倒産することを予期しているとのことです。
Gloom grips US small businesses, with 52% predicting failure
経済は州ごとに再開しつつありますが、人は戻っていません。
以下は、再開後のショッピングモールの様子です。
アメリカの商業不動産が大打撃を受けることはもはや不可避です。
余裕のある人にとっては良い投資のチャンスとなりそうです。