マインド

行動が物語ること

最近、疑問に思ったことがあります。

日本でもニュースになっていましたが、アメリカの有名投資家、ウォーレン バフェットが5兆円という巨額の損失を出したことが報道されました。

彼は購入したばかりの航空会社の株をすぐに売り払ったばかりでした。それどころかどうやら他の株式も大量に売却したようです。

彼は以前にこんなことを言っていました。

 

「喜んで10年間株を持ち続ける気持ちがないのなら、たった10分間でも株を持とうなどと考えるべきですらない。」

「仮に株式を購入した翌日に市場が閉鎖され、その5年間取引が行われない事態になっても、私は一向に構いません。」

「買付前に両眼を閉じて、いままさに投資しようとしている企業の10年後の姿をじっと思い抜く。」

 

つまり、今回ばかりは彼は自らのポリシーを破ったということになります。

彼の会見の内容は以下のリンクにあります。

 

バフェット氏、米の危機克服力に期待 「残りの人生も米に投資」

 

そんな彼ですが、会見ではこんなことを言っていたそうです。

 

「米国は1860年代の南北戦争や100年前のインフルエンザ大流行、大恐慌などの危機を乗り越え、繁栄してきたとし、米国の「奇跡」が再び起きると予想した。

「つきつめれば、何も米国を止められない。残りの人生も米国に投資する」と表明した。」そうです。

 

自分のポジションの多くを解消しておきながら、今後もアメリカの将来は明るい、残りの人生も米国に投資するというのは一体どうなんでしょうか??

彼の行動が物語ることに注目したほうがよさそうです。

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