人から聞いたことをそのまま真に受けて、決定を下すと大抵はろくな結果になりません。
情報を伝える側が善意の場合でも結果は同じですが、情報を伝える方が善意を装いながら、ウソを伝える場合は壊滅的になります。
それを行う人の責任は大きいと思います。
最近は、ウソの情報を暴露して、真実を伝えようとする人もいますが、弾圧されたり、または投稿情報を削除されたり、あるいは信用を落とすための誹謗中傷される場合もあります。
あるいは真実を伝えるとしておきながら、90%の真実に10%のウソを混ぜるということもよく行われています。
一般大衆の意見に迎合するよう圧力をかけられた時は立ち止まってよく考えるべきです。
そして、誰かがあなたにとって何か都合の良い話をし始めるなら、それにもよく注意すべきです。
何が真実なのか、そして何がウソなのか、自分は何を信じ、何に基づいて決定し行動すべきなのかは自分でよく考えて決めるべきモノなのです。
結論ありきではなく、双方の意見をよく聞き、分析し、その結果、結論として導き出した答えに基づいて、自らの決定をすべきです。
自分で調べて決定したのならば、例えそれが間違っていたり、期待したような結果にならなかったとしても、そこから何かを学び、次に進むことができます。
しかし、他人の意見、特にウソの情報を真に受けて、何も考えずに決定するとすれば、後から大きな代償を払うことになります。
まあそれも学習のプロセスと言ってしまえばその通りなのですが、、そういう人に限って自分の境遇を他人のせいにして、教訓を学ばないものなのです。
他人はいろいろなことを言いますが、だれもそれに対して責任を取りません。
今はまだ始まったばかりですが、これから始まる経済危機で非常に苦しい状況に追い込まれる人が続出します。
世界的に失業したり、ホームレスになったり、年金を失って困り果てる人が出て来るでしょう。
その中のほとんどは政府や会社の言うこと、学校で教えられたことをそのまま信じ、まじめに働いてきた人たちです。
政府や会社を責め、そして自分の境遇を憐れむ人もたくさんいることでしょう。
しかしそんなことをしても何の役にも立ちません。できることと言えば教訓を学んで、新たなスタートを切ることくらいでしょう。
私も過去に他人の言うことを真に受けて、非常に大きな代償を払ったことがありました。今でも時々失敗しています。
人生はすべて自己責任、あなたの人生を支えて、助けられる人など世の中には一人もいないということをいつも忘れないでください。