世の中ではコロナウイルスの脅威が騒がれていますが、その中で大変な発表がありました。
それは2月17日に内閣府が発表した実質GDPの増減率です。
昨年の10月から12月の国内総生産が年率計算でマイナス6.3%だったのです。
これには新型コロナウイルスの影響は全く入っていません。
コロナウイルスが騒がれ始めたのは1月からで、速報値は昨年の12月までの数値なので、消費税増税の影響だということは間違いありません。
つまり、増税後に日本が完全に景気後退入りしたということになります。
消費税はこれからじわじわと日本の内需を蝕んでいきます。内需が不振なため、設備投資も不振であり、今後不況になることは間違いなさそうです。
そしてそのタイミングでコロナウイルスに襲われたということになります。
今後、日本では数カ月以内に大量倒産が起こると見られています。
3月末に大量倒産?~中小企業経営者や金融機関関係者が恐れる新型肺炎倒産
すでに多くの会社では社員に副業を許可したり、無給休暇を取得させる企業も複数あります。
人材派遣派遣業を営んでいる知り合いの話によると、最近、無給休暇を取らされたため、アルバイトを紹介してほしいという依頼が複数するそうです。
と言っても、そんなにいい条件の仕事があるわけではなく、紹介してもやりたがらないような仕事ばかりだと話していました。
昨年から40代の早期退職も増えてきていますし、転職も難しくなるのではないかと思います。
これからは日本人にとっては厳しい時代の始まりになりそうです。
アベノミクスも終わりですかね。オリンピックが中止になれば、更なる打撃になりそうです。
日本国内だけでやっていける時代は本当に終わろうとしているのかもしれません。