日本では年収が下落し、貯蓄ゼロの人が増加しています。
所得が少ない人が多く、かなりの割合の人が貯金ゼロのカテゴリーに入っています。
貯蓄が全くない状態だと、投資をするにしても副業を始めるにしても、原資となる資金がないので、そもそもスタートラインにすら立てないということになります。
投資をする資金がある人は加速的に資産が増えていき、原資を用意できない人は貧しいままということになります。
これは資本主義の大原則で、持つ物と持たざる者の差を分けるのは、投資を始める原資があるのかないのかということになるのかもしれません。
経験のある起業家、投資家でも何かを始める場合、いい投資が現れる時に、参加する原資を用意するのに苦労する場合があります。
お金がないならば、チャンスが目の前を通り過ぎていくのを指をくわえて見ていることになります。
もしあなたの貯金がゼロであるのならば、危機的状況であると認識してください。
まずは貯金を増やすことが生活の最重要な課題であると認識してください。
とりあえず100万円貯金することを目標にしてください。そのためには節約をしたり、副業をしたりして少しずつ増やすことが必要になることでしょう。
お金持ちにとってはたった100万円と思うかもしれませんが、持たざる者にとって100万円あるかどうかというのはかなり大きな違いとなります。
これはお金そのものもそうですが、そこに至るプロセスがもっと重要です。
今の生活から脱出するために、自分で自分の生活をコントロールできることの証になります。
ためたお金を投資に回しつつ、また次の投資のために原資をためたり、配当を再投資のために取っておくというサイクルが出来上がるようになれば、少しずつではありますが、アンダークラスから抜け出る力を蓄えていることになります。
貯金ゼロの人にとって、アンダークラスから自力で脱出することを考えると気が遠くなるかもしれませんが、お金持ちになってもそのプロセスで身に着けたことは役に立ちます。
そろそろ年末ですが、2020年こそは自分の人生を変えたいと思うのであれば、まずは100万円を貯金することを目指すのはいかがでしょうか?