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X デーの計算根拠は不明な件、そして銀の価値はゼロになる?

結局、債務引き上げの話し合いはつかないまま議会は10日間の休会に入りました。

イエレン財務長官は6/1に資金が底をつくと言い続けていますが、根拠を示さないので、実際にはもう少し時間があるのではと推測する向きが大勢のようです。

議員の中には、イエレン財務長官に書面で計算の根拠を示すことを依頼した人もします。

現状ですが、今現在の財務省の残金は495億ドルで、今週一週間で200億ドル減りました。

戦没者記念日のホリデーのため、6/4まで議会は休会予定ですがその間にも交渉は継続するようで、仮に合意に達する場合には休み中でも議会を招集するようです。

CNNの記事によると仮に合意したとしても、書面に落とし込むのに1-2日、そして議員に配布してから採決するまでに3日、つまり合計で4-5日間かかるとしています。

つまり資金が減っていく中での時間との勝負です。

 

アメリカ政府は金利だけで毎週100億ドル支払っています。そして毎日130億ドルの税収があるのに対し支出が170億ドルあります。

この計算が正しければデフォルトは1週間以内くらいですが、債券市場はどうやら6/6-6/8くらいに資金が完全に底をつくと読んでいるようです。

そして格付け会社は米国債の格下げを検討し始めています。

 

バイデンは支出の削減をすると発言した直後に、ウクライナに追加資金援助をすると発言しています。

少し別の話ですが、民主党が優勢なニューヨーク市はキャピタルワンとキーバンクの預金を突然、凍結しました。

理由はこれらの金融機関は"差別を撤廃する十分の努力を払っていない"というもので、預金者は預金凍結の憂き目にあっています。

こうなると無理やり屁理屈をつけて金融危機を起こすというのが、民主党の方針のようです。

何をやっても次の選挙で民主党は勝てないので、勝てないくらいならば完全に破壊することを選択したいようですね。

 

 

人々の注意はアメリカばかりに集まっていますが、そして問題はアメリカだけではありません。ドイツが正式に"景気後退"に入りました。

これはヨーロッパの一国が景気後退に入ったという以上の意味があります。

ヨーロッパ経済の中心であるだけでなく、製造業の中心でもあります。

つまりドイツ経済に問題が発生するということは、ヨーロッパ全体の経済を引きずり込むことを意味しています。

 

どうやらついに何かが壊れる時が来ているようですね。あちこちで火が噴き始めています。

他の人も言っていますが、自分の手元にあるものだけが資産になる日は近いと思います。

予測を必ず外すことで有名な経済コメンテーター、ジムクレーマーが"銀は無価値であり、価値はゼロになる"と言っています。

この人は意図的と思われるほどに正反対の予測をするコメンテーターで、その真逆にかけるETFもあるくらいです。

その彼が銀の価値がゼロになると断言しているので、その逆をすればよいということですね。

ジムクレーマーが銀を無視するように勧めている間にも、ブラックロックは大量の銀現物を買っています。銀は買いですよ。

 

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