日本ではほとんど話題になりませんが、世界中では特に中国を始めとしてアフリカへの投資が過熱しつつあります。
人口が多いのでマーケットとしての魅力も増大していますが、注目されているのは資源が多く埋蔵されているということです。
日本はアフリカの進出にかなり出遅れています。
“最後の巨大市場”アフリカ参入へ熾烈(しれつ)な争い 日本は?
腰が重い日本企業のアフリカ投資 「常識」にとらわれすぎていないか
日本はいつもそうですが、世界戦略を持つ政治家も企業もないと思います。
それに対し、ドイツ、中国、イギリス、もちろんアメリカは世界戦略を持っています。日本と言えば、全くと言うほど何もしていませんね。
なかなか難しい話ではありますが、個人投資家としてアフリカの資源分野へ投資することができるとすれば、かなり大きな可能性を手にすることになります。
日本の常識は世界の非常識、リスクばかりを考え、あと日本の意思決定のプロセスから出られない人はいつまでたっても、外国の後塵を拝することになります。
日本はすでにピークを過ぎ、今後は衰退していくのみです。海外に進出しないということは、じり貧になることを受け入れるということになります。
今はほとんどの人が「そんなことはあり得ない」というようなことでも、数年もすれば世界の常識になるようなことも多くあります。
私も最近、アフリカの話を聞くことが多くなり、聞いた話を違う人にすると、ほとんどの人は全く興味を示さないか、箸にも棒にも引っかからないという感じの人もいます。
残念ながら、そういう反応を示す人はいわゆる常識人で、高学歴で安定した職業の方ばかりです。
確かに日本にとっては距離的にも心理的にも遠いのかもしれません。
ただ検討もせずに却下するのではなく、世界がそういう方向に向かっているわけですから、少し立ち止まって、検討するくらいのことはしてもよいのではないかと思うのです。