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詐欺師に名誉棄損で訴えられるということ、、

私が拝見させていただいているブログの一つに、詐欺師をやっつける趣旨で作成している方がいらっしゃいます。

書いてある内容がかなりポイントを突いていて、面白いのですが詐欺師にとって見たら面白くないわけで、最近どうやら名誉棄損で訴えられそうな流れになっているようです。

本人は法律のことに詳しく、弁護士もいるので、裁判でも戦ってやろうという意気込みのようです。

恐らくこの方も詐欺の被害に会われ、正義感から被害者を増やさないためにネット上で啓蒙活動をしつつ、憂さ晴らしをしていたようですが、とうとう裁判沙汰になるようです。

 

やられて腹が立つのは理解できますが、ネット上で拡散することはさらなる損害を発生させる可能性が高いです。

お金をだまし取られたうえに、名誉棄損で訴えられるなんて、踏んだり蹴ったりですよね。

しかも、法律的な解釈では、名誉棄損はかなり成立しやすいと考えられています。もちろん要件を満たすかどうかという要素もありますが、書き込みをされた本人が書いてほしくないと主張すれば、名誉棄損であると認められる傾向のようです。まあ損害額は大したことはありませんが、それでも弁護士を雇って長期間戦うのは嫌なものです。

あと、これは弁護士にとっても儲からない案件のため、やりたがらない人も多いのが特徴です。まあ言った言わないで、何カ月も法廷闘争を繰り返すほど、バカな話はありません。

名誉毀損罪は真実にもかかわらず成立する理由

 

私がお会いする被害者の中には、「殺してやる」みたいな発言をする方もいらっしゃいますが、そうしたことをネットで書くとアウトです。本人に向かってメール等でそういうことを言うと、最悪、被害届を出されます。

怒りのあまり我を失うと、思わぬ二次被害を引き起こしかねません。そして詐欺師はあなたがそれをするのを狙っています。私の知り合いの方もフェイスブックに書き込みをし、弁護士から300万円支払え、という内容証明が届き、最近それを見せてもらいました。

あと、だれが書いたかわからないだろうという思い込みは危険ですよ。開示請求すれば分かりますから。

ということで、詐欺の被害者になられた方は、一度落ち着いて、彼らの上をいくにはどうしたらよいのかを考えなければなりません。でなければ詐欺師の思うつぼですよ。

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