日本ではいろいろな国の不動産が簡単に買えるようになりました。
しかしその中でもロシアは未開の大地と言えると思います。日本からは近いですが、余れよく知られていないのが実情です。
しかし最近はプーチン大統領も訪日するなど、すこしずつ注目を集めるようになってきています。
ロシアと言えば、ウクライナ危機に続く、アメリカとEUによる経済制裁、そして原油価格の下落により、ロシアの通貨、ルーブルが急落しました。
今もまだ、ルーブルは安値圏にあります。つまり今、ロシアは大バーゲンというわけです。
ですからアメリカの報道でも注目の投資先として報道されていると、少し前のブログで書きました。
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通貨安のせいで、すべて半額セールだと思っていただければ話は早いと思います。ある意味、早い者勝ちというわけです。
ロシア不動産の魅力はそれだけではありません。ロシアというお国柄ですが、不動産不足が慢性的に続いています。
フィリピンやマレーシアなどとは異なり、買う人のほとんどは投資家ではなく、自宅購入者なのです。
ですからマレーシアにあるような、夜になっても建物に電気がほとんどついていない、つまり空室であるというような状況はロシアにはないのです。
暗くなってから建物を見ると、大抵どこの部屋でも電気がついています。入居率はかなりのものです。
ロシアはソ連時代から長い間、経済不振に苦しんできました。1990年代にはデフォルトもしています。
ですから1950年代から1960年代に建てられたソ連時代の古いアパートに住んでいる人が大半です。
日本の古い団地に住んでいるかのようです。
文字による説明では分かりにくいので、下の動画をご覧ください。
これはよくあるパターンです。場合によっては、一つのアパートにいくつもの家族が住んでいることもあります。
つまり1部屋に1家族で、トイレとキッチンは共用というわけです。さすがに今で少なくなってきたとは思いますが、前はよくありました。
私も何度も実際に入ったことがあります。まあモスクワとウラジオストクではかなり違いがあるのも事実ですが....
その後、急速な経済発展を遂げ、かなりのロシア人はお金持ちになりました。しかし住宅事情はいまだに良いとは言えず、ソ連時代のアパートもかなりの高値で取引されています。
実際、訪れると分かりますが、町の大半は古い建物です。そして誰もが新しいアパートを欲しがっています。
つまり今のルーブル危機のうちに、新築プレビルドを買うというのは、かなり有望な投資になるわけです。
フィリピンやマレーシアとは比較になりませんね。