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投資に失敗して自殺する人に対する違和感

時々、投資に失敗して老後資金全てを失い、自殺するという話を聞くことがあります。

例えば、このような話です。

 

日本人がカモに「タイの投資詐欺」全手口

 

 

私も最近、このような話を身近で聞くことが多くなりました。

損失を出したことには同情しますが、同時にかなりの違和感も覚えます。どこに違和感を覚えるかというと、お金をなくして自殺するという部分です。

 

少し前にサラ金で借りた金で仮想通貨に投資してやられたという人がいました。この人はすでにかなり追い込まれていて、一発逆転を図るためにやったそうです。この方は自殺したという話を後から聞きました。

あとは最近、有り金すべてを投資につぎ込んでやられたと言う人がいました。老後の資金全てを失ったので、自殺したいと言い続けていました。

 

正直、人としての一般常識を疑います。

こうした行動は、失敗した時には壊滅的な影響を生じさせるということは大人であれば少し考えれば、分かるはず。

もちろん人のお金をだまし取るのは卑劣な行為です。しかし有り金すべてを投資したのは本人の責任です。

失敗した場合に自分と家族にどのような影響が生じるのかを立ち止まって考えられない、あるいは考えたとしても、それに目をつむろうとする。まともに判断できないほど、判断力が曇ってするとすれば、失敗するのはもはや必然といえるかもしれません。

 

あと、失敗したことで、がっかりするのは分かりますが、自殺するってどうなんでしょう? 追い込まれていたのは分かりますが、、、、

仮に失敗して、全財産をなくしたとしても、他にできることはあるのでしょうか?  破産申請して、再起を図ることだってできたはずです。

 

よく考えずにリスクを取り、失敗したら今度は自殺して周りの人に迷惑をかけるというのは、あまり関心出来る行動とは言えません。

投資はどこまでも自己責任です。自分の行動の責任を取れない人が手を出すものではありません。

厳しくて済みませんが、投資の世界はほとんどが奪い合いです。

その中で一般常識のない人、考えの甘い人からやられていくものです。

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