最近、サプライチェーンが混乱しています。
紅海で次々と問題が発生していますが、国際取引の12%とコンテナの30%がここを通過するそうです、主な影響は燃料と食料価格の高騰です。
アメリカはイエメンに対する軍事行動を検討するとしていて、多国籍軍を派遣しています。
[派遣している軍艦は多数に及びフーシ派を制圧するためだけとは考えにくく、最終的にはイランとの大規模戦争を視野に入れていると言われています。
サウジとUAEは多国籍軍に加わることを拒否しています。幸運なことに自衛隊は不参加です。
これはもちろんイスラエル戦争同様、インフレを激化させるのと同時に金融緩和をするための口実でもあります。
これに対し、イランはアメリカに対抗するため海軍を派遣するとしています。
戦闘が始まれば、今度はホルムズ海峡の封鎖が視野に入るはずです。
サプライチェーンは別のところでも問題となっています。
昨晩マレーシア政府は、イスラエル船籍とイスラエル関連の船舶がマレーシアの港に寄港することと、マラッカ海峡を通過することを禁止しました。
イランのメディアはロシアの専門家のコメントを紹介し、アメリカ政府がマラッカ海峡封鎖を計画していると報じています。
主な目的は、中国が台湾進攻の際には中国経済を追い込むためのものであるとしています。
イランはホルムズ海峡を封鎖しなくても、米軍の動きを封じられるとも述べていますが、当然選択肢には入っていると思われます。
習近平はバイデンに対して、台湾併合を行うと伝えたことも昨晩報じられました。
そしてパナマ運河は水不足のため、非常に込み合っています。
海峡を巡る争いは激化していきます。サプライチェーン問題は世界のハイパーインフレの一因となるのは間違いなさそうです。