改めて基本的な話をします。
アメリカで不動産投資をしようと思うときにまずすべきことがいくつかあります。
数日前に書いた管理会社もその一つですが、現地でエージェントを見つけて、MLSの配信を受けられるようにすることです。
アメリカで不動産投資をしている人でも、これをしていない人がほとんどです。
MLSとはMultiple Listing Serviceの略で、アメリカ国内の不動産業者が売り物件の情報を乗せるシステムのことです。
投資エリアとして都市を選択した後に、不動産エージェントを見つけましょう。
見つけ方にはいろいろありますが、例えばzillowのエージェント検索を使うのも良いかもしれません。
覚えておきたいのは、一言でエージェントといっても様々なタイプがあり、得意な分野も異なります。
特定のエリアだけを扱う人もいれば、商業物件だけを扱う人、さらには銀行の差し押さえを扱う人などもいますので、自分の理想とする近い人を探せるまで、メールを送り続けましょう。
そしていい人が見つかったら、自分の条件を伝え、MLSの定期配信を受けられるようにお願いしてください。
例えば、○×市の一戸建て物件で〇×ドル以下の配信をお願いすると、エージェントの方で登録して、条件に合う物件が売りに出されるたびにメール配信が来るようになります。
このようにしておくと、情報を早く入手できるだけでなく、アメリカ人と同じ価格で不動産を入手することができるようになります。
あと物件を購入した後でも、定期的に情報を仕入れて、見ているだけでもかなり勉強になるものです。
日本でアメリカの不動産を売っている業者からもらう情報と比較しているだけで、どこが違うのか学べると思います。