人は誰でも付き合っていて、快適な人に惹かれるものです。
例えば、同年代の人や仕事が似ている人、共通の趣味がある人。同年代の子供がいる人など、似ている人同士が付き合う場合がほとんどです。
しかし、自分の生活を変えていくためには、自分と違うタイプの人たちと付き合うようにする必要があります。
そのためには自分の側に柔軟性が必要ですし、プライドを抑える必要があります。
自分より優れている人たちと付き合おうとすると、無意識に自分と比較をしてしまい、付き合いにくく感じる人も多いと思いますが、適度な自尊心を持ちつつも、自分よりも優れた人たちの価値を正しく評価できれば、人生の向上に大きく役立ちます。
反面、プライドのせいで、人生のチャンスをふいにする人は意外と多いものです。実は人生において、自分を変えていくことはお金を稼ぐ以上に難しいのかもしれません。
例えば、自分より年配の人。彼らと付き合うと、人脈や長年の経験により形成された知恵を分けてもらうことができます。
私は年配者と知り合い時に、自分の方から努めて人間関係を構築するようにしています。時々、若造扱いされることもありますが、それは親しみを感じてくださっている証拠だと思い、積極的に受け取るようにしています。
問題の解決の仕方、人脈や知恵などを拝借できつつ、年配者も普通は若い人たちの交流を求めている場合も多いので、ウィンウィンナ関係を気づきやすいものです。
中には普通の人に見えたとしても、実はものすごい人脈を持っている人たちもいたりして、そういう方たちとお知り合いになると、人生の幅が一気に広がります。
あとは自分よりも高学歴の人。
世の中には自分より賢い人、優れた人というのはいつでもいるものです。プライドによって、そういう人たちを遠ざけてしまうのではなく、上手にお付き合いしていくことにはメリットが大きいです。
これはたまたまかもしれませんが、私がお付き合いしている高学歴の方はたいてい、気さくな方が多く、自分は高学歴で高収入だからあなたより優れているというプライドを前面に出す人はほとんどいません。
本当に賢くなると、そういう子供っぽい意地の張り合いにメリットを感じなくなるのかもしれませんね。