起業家として成功するために失敗は避けては通れません。
サラリーマンの人が起業家に転向する場合、マインドを変えていく必要があります。
長年の間、学校でも会社でもミスの少ない人が高く評価される社会にいる人がほとんどですが、起業家は失敗を繰り返しながら、成功にたどり着くというプロセスを踏む人々です。
つまり、失敗することは当たり前で、失敗から成功に到達するまでのポイントを見つけ、改善を繰り返していくという作業になります。
成功率で言うと、10%-20%もあれば大成功と言えるのかもしれません。ほとんどが失敗でも一つ成功すればいい、という考え方が人用なのです。
リスクを抑えつつ、どうやって試していくのかというある種の技術を身に着ける必要があります。その中には詐欺にはまらないという眼力も必要になります。
サラリーマンはミスを犯さないのが仕事ですが、起業家はある意味、間違いを犯し続けるのが仕事と言えるのかもしれません。
初心者にありがちなのは、怖がって全くトライしようとしないか、あるいはその真逆で、全力で突っ込んでしまい、大失敗するかの両極端が多い気がします。
どちらかと言うと多いのは前者ですが、失敗してはいけないという考えに加え、経験のなさや家族からの慎重意見も加わり、結局は動けず、今のままの仕事と生活を続ける人がほとんどだと思います。
サラリーマンの方で、定年が視野に入りつつある方が面談に来られるケースが多いのですが、失敗経験はリカバリーを考えると、できるだけ早めに経験したほうがよく、その勇気がないならば最後までサラリーマンを貫く方が良い気がいたします。