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依存心の強い人に経済的自立はあり得ない

コンサルティングでお会いする人の大半はサラリーマンです。

私はサラリーマンという生き方を否定するわけではありませんが、サラリーマンに共通するある種のメンタリティーは成功とは相容れないものだと感じています。

それは他人に依存しようとするメンタリティです。

 

本人は気づいていないかもしれませんが、起業家からすると、サラリーマンの持つ依存的な考えというのはすぐに気になるはずです。

これまで、長年会社に依存してきて、定年が視野に入る中、会社に頼れる時間が限られてくる中、他に頼れるものを探そうとしていて、起業家や投資家を探して頼ろうとするわけです。

実際のところ、経済的に自立できるかどうかは、自分が精神的、感情的に自立できるかどうかと大きな関係があります。

起業したり、投資したりする中で必要なのは自分で決められる力、そして自己責任で最後までやり遂げる力です。

自分には何もできないけれど、他人に依存していれば分け前をもらえるだろうという、依存気質の人は途中で淘汰されていなくなるか、あるいは利用されて終わるかのどちらかです。

投資家と起業家は基本食物連鎖の上位に行こうとする人たちです。そういう世界で成功したいのならば、それなりの覚悟は最低限必要です。

 

ですから、サラリーマンを辞めることを考えて、経済的に自立したいのであれば、まずは精神的に自立できるかどうか考えたほうがよさそうです。

現代の資本主義というのは、強いもの、力があるものが合法、非合法を問わず弱い者たちから金を奪い取る社会のことです。

そういう中で生き残り、しかも成功しようと思うのならば、自分で考えて決められる、自己責任で最後まで実行できる、障害を乗り越えるために独創的に考えられる力というのは必要になります。

要するに腹をくくれない人はそもそもスタートラインにすら立てないということになると思います。

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