気になっている点をいくつか取り上げたいと思います。
NYCBの株価が急落する原因となった商業不動産による損失に関して、同行が少し前にプレスリリースを出しています。
今一度身を通してみましたが、専門用語や数字ばかりで非常に分かりにくく書かれさてましたが、その中でも非常に注目すべき点がありました。
報告によると問題となっているのは、2件の商業不動産に対する融資でどちらも特殊な形態のものであるとと共に、デフォルトしたわけではないとしています。
文面からすると、この2件は例外で残りは問題がないかのような印象付けがなされています。
たった2件の融資が焦げ付いただけで金融機関が破綻寸前にまで追い込まれるという現実は驚愕です。
商業不動産に対しての融資がどれだけの規模なのかという点や、まだ明るみに出でいない問題が表面化するにつれてどれだけの金融機関が破綻に追い込まれるのかを示す良い例だと思います。
先日も掲載しましたが、ヘッジファンドが次々と戦略的に商業不動産ローンのデフォルトをしています。
昨日、アメリカ政府は商業不動産のリスクに晒されている金融機関の調査に乗り出すよう指示を出していたことが報じられました。
FRB、FDICとOCCの調査の結果、ハイリスクの金融機関として以下の名前が浮上しました。
バレーナショナルバンコープ
Wafd Inc
アクシオス ファイナンシャル
名前は明かしませんでしたが、ブルームバーグの調査では22の金融機関が資本の3倍以上の額の商業不動産を保有しており、ハイリスクであるとしました。
こうした報道が何のためになされているのかは、もはや明白でしょう。
商業不動産市場のトラブルが金融システムを破綻に追い込む威力があることを認識しておくべきです。
別の話です。
今度は注目の舞台が南極に移動し始めたようです。
イランは南極の所有権を突然主張し、軍事基地建設を計画していることを明かしました。
軍事基地建設だけでなく、実験計画も予定していることを明かしました。
多くの人はなぜ突然南極なのかと思っているはずですが、深い理由があることは近年広く知られるようになっています。
そしてロシアのメディアは南極の氷の下に、古代文明の遺跡が存在することを発見したという記事をリリースしました。
科学者は写真を公開し、他の古代都市と同様にピラミッド型の建造物が存在するとしています。
氷が溶けたため、露出するようになっているようです。
複数の国際機関による更なる調査が必要であると結論しています。
なぜイランとロシアが突然、南極のことを話し始めたのでしょうか?
2016年の大統領選挙でヒラリーが敗北した時、ジョンケリーが突然南極を訪問したことや、しばらく前にクラウスシュワブ一行も南極を訪問したことを覚えておられる方もいらっしゃると思います。
まさかペンギンを見るためにわざわざ行ったわけではないでしょう。
南極には遺跡以上のものがあるはずですが、本当の問題は何があるかではなく、誰がいるのかということなのだと思います。
そのうち、ロシアは南極を爆撃するとか言い出すかもしれませんね。