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ポジショントークには要注意!

最近は日本国内の不動産価格が下落するのではないかとという予測が広まっています。

そのため日本国内の不動産業者やコンサルタントはセールスに必死なようです。

 

数日前に「もしこれから下がるとしても不動産に投資すべき」という内容の記事を見かけました。

著名なコンサルタントの方が書いた記事でしたが、要約すると内容は以下になります。

 

●資産のほとんどは賃料収入によるものであり、不動産価格は重要ではない。

●古くなれば価格は下がるので、下がったとしても大きな問題ではない。

●今後の不動産価格の予測は難しい。

●不動産価格の値上がりや値下がりだげてなく、賃料を含めたトータルで判断すべきで、融資返済金額より家賃が上回っていれば気にする必要はない。

 

まあ一読すると、そうなのかなと思える点もある記事ですが、投資家としては全く納得のいかない説明です。

 

投資のキホンは安く買い、高く売ること。それにプラスして家賃ももらい、できれば節税もしようと考えるのが普通です。

それを高くてもいいから買えというのは、全く投資家のことを考えていないアドバイスです。安く買えれば、利回りも上がるし、賃料が下がったとしても、返済額との間に余裕があるので耐えやすくなる。高く買えば空室や家賃下落に耐えにくくなり、エクジットにも時間がかかる、さらに物件価格が下落すればさらにロスをこうむります。

今後の日本国内での不動産経営が難しくなるのを知っているのにもかかわらず、手数料をもらうためにあえて本当のことを隠すポジショントークにしか聞こえませんでした。

コンサルタントの中には商品を売るためのポジショントークをいう人が非常に多いです。ですから投資に関するアドバイスをもらうときには、それがただのポジショントークかセールストークなのか、それとも本当のアドバイスなのかを見分ける力を個人個人は持つ必要があると感じました。

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