日本の政治もかなり混乱が激しくなり、前代未聞の事態になりつつあります。
同時に岸田政権の後には、これまで以上に望ましくない人が総理になるのではと推測する人も一定数います。実際にその可能性もあると思います。
そうなると戦争や資産課税、その他の危険な問題が急に浮上することになります。
それだけでなく紅海やホルムズ解消で問題が発生するリスクは高いようですし、物流が止まれば日本は最も影響を受けることになります。
日本はこれまでとは違い、ハイリスクな国になりつつあります。
こういうことを書くと愛国心がないと言われがちですが、私は日本を去るという選択肢は持つべきだと思っています。
選択肢は多ければ多いほど良いものです。
最終的にはどこに住むのかは個人個人が決めるべきことで、他人が非難するような話ではないはずです。
海外生活はそんなに簡単なものではないと切って捨てる人もいますが、そういう要素も含めて個人個人が判断すればよいと思います。
既に日本のリスクを感じて海外に移住する日本人が急増していますが、本格化するのは来年以降だと思っています。
日本人、静かに進む海外流出 永住者が過去最高の55.7万人に
日本人にとって海外に移動する場合、やはり行きやすいのは東南アジアになると思います。
ビサの問題はあるとしても、タイやマレーシア辺りは気候も物価にしても行きやすく、日本からのフライトも多くあります。
ビザなしでも数か月は滞在できるので、気軽に行くには良い選択肢だと思います。
本格的に移動を考えている人の場合、私はロシアを選択肢に入れるのは良いと思います。
海外に慣れた人で根性のある人向けではありますが、ロシアは面白い選択肢です。
せっかくなので有意義に過ごすことを考えるべきだと思いますが、ロシア滞在は将来に役立つと思います。
あまり知られていませんが、ロシアは経済危機などどこ吹く風で好景気が続いています。
西側諸国との戦争にも勝利を収めただけでなく、BRICSの中心国でしかも資源国ということで、これからの世界はロシアを中心に回っていきます。
凋落していくアメリカやヨーロッパと日本を傍目に、ロシアはこれからますます発展していきます。
今人々が心配している世界経済の破綻の際にも、ロシアは影響をほとんど受けないと言われています。
ロシアは自国で食料とエネルギーを生産していますので、日本とは状況が全く異なります。
ロシア国内ではソロス財団やユダヤ関連の宗教は閉鎖が命じられていますし、最近ではLGBTQも違法となりました。そういう意味でも安心ですね。
今後の世界を見据えるうえでロシアを知っておくのは非常に役に立ちます。
お子様のいる家庭であれば、子供にロシア語を勉強させることは良いと思います。
日本でロシア語ができる人はかなりの少数派ですし、これから日本人は事態にようやく気付き、数年以上も遅れてロシア語を学び始める人が増えていくはずです。
ロシアはお金を払えばビジネス長期滞在ビザが購入できますので、欧米諸国と比較してハードルは高くないのもメリットの一つです。
ただデメリットもそれなりにあります。
冬が寒いこと、日本人にとってはカルチャーショックとなること、時々失礼な人がいること等があります。
私が知る限り日本人はロシアが大好きになるか、反対に大嫌いになるかの両極端に分かれるケースが多いと思います。
ロシアは大きな国で、東と西ではかなり様子が違います。
モスクワだやサンクトペテルブルグだと、日本からは距離だけでなく心理的にかなり遠いイメージがあります。
反対に日本に一番近いウラジオストクだと、日本語ができる人が時々いたりして日本とは心理的にも近いと思います。
治安も悪くありませんし日本語ができる人もそれなりいますので、必要な時は雇えば何とかなるのではないかと思います。
ジムロジャーズもウラジオストクには非常な可能性があるとしています。
ウラジオストク在住日本人が旅の案内ガイドや通訳、予約代行します
YouTubeにはロシア生活の動画がそれなりにありますので、検討される方は見ることをお勧めしたいと思います。