アメリカではバブルの崩壊が本格化しています。
これから冬の時期に入るのと同時に、金融危機も本格化するので価格は一気に下がっていきます。
アメリカの面白いところは、近隣にある同じような物件でも価格差が大きい傾向があるということです。
今朝、不動産エージェントから来た情報にこの物件がありました。
販売価格はたったの$10,000です。
もちろん名義変更や修繕には別途費用がかかりますが、それでも激安です。
見た感じ大規模修繕が必要なようです。
ただ価格履歴によると、今年の一月に$63000で購入したものを$10000で売るということで、84%引きで損切りということのようです。
最近はいくらでもいいから売り払いたいという人が増えてきたように思えます。
売り手の側からすると、売却価格から決済手数料とエージェント手数料、固定資産税を支払うことになるので、手取りはもっと少なくなります。
買い手としてはすぐに現金決済をする代わりに指値を入れてくるかもしれません。
近隣の販売状況では、今は$140000-$180000くらいで販売されています。
修理代を支払うことになるわけですが、格安で入手できそうです。
近隣の家賃は$1300-$1600くらいです。
修理代が$20000だと仮定すると、家賃が$1400であれば利回りは50%を超えます。
こちらもかなり格安の物件です。販売価格は$30000で、いわゆる高級エリア内の物件です。
ガレージと大きめの庭があります。土地は350坪です。
売主は2021年に$90500で購入したようですが$30000で売りに出しており、67%引きです。
写真でもわかるように大規模修繕が必要なようです。
近隣の販売状況を調べてみましたが、今は$350000-$550000で販売されています。
もちろんもっと立派な物件だとは思いますが、立地を考えると激安だと思います。
アメリカでは毎年真冬は不動産が動かないのと、人々はホリデーシーズンで散在するため不動産が安く売りに出されます。
そして今はもう買い付けを入れる人がほとんどいないので、今後数か月は不動産価格は大暴落に向かうと思います。