ある方がアメリカ政府の財政を深堀していたので、そのことを書きたいと思います。
FRBとアメリカ政府は肉を切らせて骨を断つ覚悟で一般人潰しを敢行していますが、やっている本人たちも瀕死です。
今の現状ですが、今週はまたもや政府閉鎖を巡って、アメリカ議会では戦いが繰り広げられることになります。
今回も切り抜けられるのか、それとも本当に閉鎖に追い込まれるのかは神のみぞ知るといったところです。
当然財務省にはお金がなく破綻寸前で、今年の年末と年明けをしのぐ為にFRBが資金借り入れをすることはしばらく前に書きました。
世界経済の屋台骨である米財務省に金がないというのは、かなり危険な状態であることに間違いありません。
そして最近報じられているのが、アメリカ政府の利払いが1兆ドルを突破した件です。
金利急騰と債務拡大のペースが加速していることが原因です。
もっと借金をしなければ、行き詰ってしまうというところまで来ています。
そんな中、機関投資家だけでなくサウジも中国も日本といった国も、米国債を売り払っています。
政治的な意図もありますが、支払い能力がない機関が発行する債券に魅力はありません。
世間で注目されるのは利払いの額と債務の額ですが、もっと考えるべき点があります。
1兆ドルというのは利払いのみの金額で、元本償還に必要な金額はまた別です。
ある専門家が計算したところ、2024年の10年以下の国債の元本償還額は5兆ドルになるそうです。(20-30年債は大過ぎるので計算から除外)
現在手元にある現金と言えばリバースレポですが、あるのは1兆ドルのみでで急激に減少しており、2か月後くらいにはゼロになると考えられています。
そして今FRBは国債の買い入れを行っていませんし、海外にも買い手はいません。
考えられる手としては、幾つかあります。
デフォルトを回避するためだけに利下げと金融緩和を行い、日本同様FRBが全てを買い受けるということになるのだと思います。
そしてここで生み出されたドルは海外には行かず、アメリカ国内ではハイパーインフレが発生するという結末です。
この場合はアメリカ政府とFRBにとってはジリ貧という結果となり、しかも問題を起こした張本人として責任を負わされる結果となります。
MMT論者に言わせれば問題ないというのでしょうが、現実は違います。
もう一つの解決策は、突然システムをシャットダウンすることです。
私はこの可能性が高いと思っていますが、突然こんな記事が出できました。
太陽フレアによりインターネットが数週間から数か月間、完全に停止する可能性を指摘する記事が出ました。
この記事を犯罪予告だと考える人もいるようですが、今の時代、債権と通貨の大半がデジタルの情報として保管されていることを考えると、
太陽フレアに見せかけて、不都合な記録を消してリセットに持ち込む計画があるのかもしれません。
太陽フレアやら火山の噴火なのかは分かりませんが、責任を取らずに逃げ切るために何らかの偽旗事件をやるとしても不思議ではありません。
Solar superstorm could 'wipe out the internet' for weeks or months, scientist says
パンデミック以降いつ終わるのかと待ち続けていますが、その度に延命に次ぐ延命でもういい加減に終わりにしてほしいと思っていますが、
終わったら終わったで別の問題が発生するのでしょうね。
先週金曜日の夕方に米国債の格下げが行われましたが、週明けにどのような反応が出るのか、そして政府閉鎖を巡って今週も気が抜けない週となりそうです。
今のところ共和党案ではイスラエルとウクライナへの資金供給は入っていないようですが、どうなるのでしょうか?