通貨グリブナの下落と不動産価格の下落で、格安で不動産を買えるとして一部で人気になっていたウクライナの不動産ですが、
どうやら買った人のほとんどは失敗しているらしいです。そのため最近では買う人もさらに減り、価格はさらに下落しているようです。
報道によると、ウクライナの不動産投資は最低でも90%のリスクがあるとの記事が出ています。
特に低価格帯の不動産取引では、かなりの割合で詐欺が行われているとのこと。
例として挙げられている手口としては、不動産を売る、あるいは建物を建てるとの約束の元、売買契約を結び、お金が支払われると契約相手が消える、
あるいは契約破棄を申し立てるといった手口で、お金だけ取るわけです。裁判をしたり、警察に通報したりしても、お金を取り戻すことは難しいとのこと。
なんだか昔のロシアと同じことが行われているんですね。ロシアの中古市場ではいまでもこういうことが時々あります。
旧ソ連圏だと不動産取引にエスクローのシステムがないので、こういうことが起こるのですね。
何も知らない外国人投資家が行くと、あっという間にカモられるのでしょうね。
For private investors — 90% of the risk at a minimum: overview of the real estate of Ukraine