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2000を超える金融機関が破綻寸前

数日前に3つの金融機関の破綻で、すでにリーマンショックの水準に到達したことについて取り上げました。

しかし、これはまだまだ序の口です。

政府関係者が一丸となって金融システムを救済しようとしているとする人もいますが、それは大きな勘違いです。

グローバリストたちは金融システムを破壊することで、過去の悪事を隠ぺいすると同時にリセットを行うことをもくろんでいますが、反対勢力はシステムもろとも悪者たちを葬り去ることを目指しています。

いずれにしても、システムの破壊は不可避で問題はいつ起こるのか、という点だけです。

 

数日前に判明しましたが、昨年の第三四半期の時点でFRBは722の銀行が資本の50%を超える損失を出していることを認識していました。

これは昨年の九月の話で、その後も大幅利上げは続いています。

スタンフォード大の教授と金融エキスパートたちによる研究グループの最新の試算によると、その数は722ではなく数千に及んでいるとしています。

テレグラフ紙の報じるところでは、アメリカの金融機関の半分は破綻リスクに面しているとしています。

4800程度の金融機関が存在すると言われています。

RTはテレグラフの記事を引用し、その数は2000を超えているとしています。

今のところ破綻したのは3つだけですが、この後に少なくとも2000が破綻することになりますし、その数は増え続けていきます。

これが何を意味するのか少し考えていただければと思います。

もう少しすればこれらの金融機関が短期間に崩壊することになります。

 

 

破綻寸前なのはアメリカ政府も同じです。

アメリカの債務問題に対応するためにG7会議を切り上げたイエレン財務長官ですが、「アメリカの金融システムは健全である」という意味不明な発言を残して退場しました。

政府の債務問題に関しては、議会が債務上限を上げないと"経済的な大混乱"が起こることになると警告しています。

"上限を上げないと大変なことになるぞ"、といったまるで半分脅迫のような物言いです。

普通のアメリカ人を苦しめるぞとでも言いたいのでしょう。

かと思えば、"アメリカ政府の信頼性が大きく損なわれる"ことになるとも述べています。

これが現在のアメリカ政府の終わりになることを理解しているのでしょう。

 

アメリカは1944年以来、104回も債務上限を引き上げてきましたが、ついに限界に来たようですね。

一度破産して、再編成に入る時期だということなのかもしれませんね

 

ホワイトハウスが短期デフォルトの影響の見通しを発表しています。

  1. 200万人が失業する。
  2. 米国債の金利高騰が長期間継続し、アメリカ人は経済的な痛みを経験する。
  3. 金利上昇のため、今後10年間で借り入れコストが7500億ドル程度増加する。
  4. 国債市場における米ドルの立場が脆弱化する、などがあげられています。

短期デフォルトについてしか言及していないのは、デフォルトが長期に及ぶ場合は恐ろしくて想像もできないということなのでしょうか?

The Potential Economic Impacts of Various Debt Ceiling Scenarios

 

以下は今朝のロバートキヨサキのツイートです。

 

"世界で最高の担保であった米短期国債の金利が1%上昇しました。

これは世界中の金融システムが崩壊していることを意味しているのでしょうか?

1か月満期の米短期国債を勧める専門家は不要です。

金、銀、ビットコインそして自宅のセキュリティーを買ってください。明日ではなく、今やってください。

 

日付は分かりませんが、金融システムはもちろん政府でさえ破綻する時が非常に近づいていると思います。

もう壊れたレコードのように同じことを言い続けていますが、銀を買うのであれば急いで買ってくださいね。

あと日本人は買っていない人が多いのですが、護身用品は必須になると思います。

 

 

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