以前に噂レベルの話ではありますが、アメリカンイーグルコインの下部にノッチがつけられている理由について何度か取り上げました。
(あくまでも噂ですよ。)
このノッチは新たなドルとして使用され、ブロックチェーン技術によりすべてのコインが管理されることになるという話です。
これはバイデン政権により更迭された合衆国造幣局長官が退任直前に、リリースしたものです。
その後もインサイダーの話では、合衆国造幣局が銀の現物を大量にコメックスから調達していることや、製造能力を大幅に増強しているにもかかわらず販売数を激減させていること、そして以前にはなかった長期休暇と称して造幣局を閉鎖しているため、水面下で何かが進んでいるという憶測が絶えません。
最近、有名金採掘企業のCEOが最近ワールドゴールドカウンシルという金業界のトップ組織の内部で起こっていることについて語りました。
すべて英語なので興味がある方だけ見ていただければと思いますが、中国が基軸通貨である米ドルに対抗するために大量の金現物を仕入れていることについて説明しています。
注目はCBDCについて聞かれた時に、金は最高のお金であり信用の象徴であるとした上で、LBMAと規制に関わる省庁、そしてブリオンバンク等と共同しながら金取引のためのより良い仕組みを構築しようとしていると話しています。
具体的にはブロックチェーン技術を使い、金の現物を移動させずにリアルタイムでの取引が可能になるためのデジタル化を進めているとしています。
すでにワールドコールドカウンシルでは、ブロックチェーンを使い生産された金がどこでどのように取れ引きされているのかを追跡し始めているそうです。
今後はデジタルウォレット上で保管され、それを介して取引がなされるようになるとしています。
金業界、サプライチェーン管理と不正防止にブロックチェーンを活用
大多数の人々の予想とはかなり異なる方向性に物事が進みつつあると思いませんか?
すでにCBDC失敗を見越した準備が進んでいるように思えます。
ところで日銀の植田新総裁就任後に、日銀を金融緩和をやめるのではという声が上がりましたが、どうやら難しいようです。
金融緩和を終わらせるためのアイディアがあるとしたものの、具体論は明かさずしかも時間がかかるとしました。
国債の金利上昇圧力は上がる一方なので、修正を強いられるという見方が大勢のようですが、それでも巨額の買い入れは止められないのではないかと思います。
ワシントンポストは植田新総裁を酷評しており、"短命なチーム"であるとして上で覚悟した方が良いとしています。
結論としては試練の時がやって来るが、それはリーマンやCOVID-19のようなものでないことを祈ろう、としています。
MMT信者は日銀はどこまで行っても大丈夫だという持論を相も変わらず振りかざしています。
しかしそれがただの希望的観測に過ぎないことは、もう少しで証明されることになります。