アメリカ合衆国造幣局に関するうわさは多くあります。
もしかしたら、前に書いたかもしれませんがアメリカ合衆国造幣局長官が昨年、突然辞任しました。
この方はトランプ大統領に任命され、造幣局長官になりましたが、任期を一年残しての退任となりました。デービット ライダー氏です。
David J. Ryder leaves Mint position on Oct. 1
この方が退任前にしたことと言えば、2021年にアメリカンイーグルコインのデザインを突然一新したことです。
デザインは昨年の7月頃から変わりましたが、通常デザインを変更する時は新年度からするのが通例のようで、年度の半ばの突然の変更で何かあるのではという推測がいろいろと出ました。
そして突然のデザイン変更後に、バイデンにより更迭されたこともやはり突然のデザイン変更と何らかの関係があるのではという憶測を呼ぶものとなりました。
恐らくデザイン変更により、何かをやろうとしたのでないかと言われています。
新しいデザインのコインはアメリカンイーグル タイプ2として販売されています。
デザイン変更の目玉とも言えるのが、偽造防止のためのくぼみがコインの下部に入れられていることです。
金のコインにも同様のくぼみが入れられています。
個人的には、これを入れたからと言って本当に偽造防止になるのかどうかはよく分からないと思いました。
というのは、くぼみを偽造することができるのではないかとも思えるからです。
別の憶測には、このコインにはマイクロチップが入れられているのではないかというものです。
ある人はうわさを検証するためにコインを破壊して、調べましたがマイクロチップらしいものは見つかりませんでしたし、あと電波らしいものが発せられている様子もありませんでした。
結局この方がなぜ突然デザインを変更したのか、そしてその後に突然更迭されたのかは不明です。
ただアメリカ合衆国造幣局はアメリカ国内で本物のお金を製造する機関です。FRBは偽物の通貨発行権を持っています。
一番しっくりくる説明としては、この方はトランプ大統領により任命されたこと、そしてFRBの終わりが近いことを知っていて、次の準備を急いでいた。
そして今の米ドルが崩壊後に本物のお金をベースにした体制に戻ることを知っていて、その時に使われる硬貨を製造しようとしていたというものです。
それを見越して価格が割高にもかかわらず、今アメリカンイーグルコインを購入する人たちがいます。
これも今のところはただの仮説ですが、そう考えると不思議なことがあります。
というのはデザインは新しいのですが、コインに刻まれている通貨の額はそのままなのです。金のコインは$50、そして銀のコインは$1です。
もしこの仮説が正しいとすると、FRBが崩壊した後、新たなデザインのコインが使用されるようになる時、モノの価格は大幅に改定されることになるのかもしれません。
今の金コインの価格は$2100、銀コインは$40くらいです。
これは大幅にインフレが進行した価格なので、それを大幅に減らしてもともとの価格に近いくらいまで、モノの価格を改正する必要があると考えていたのかもしれません。
ちなみに金が$50で取引されていたのは、1970-1971の間です。モノの価格がそのころくらいの物価に戻ると考えているのかもしれません。
こういう考えもただの推測で確たる証拠はどこにもありません。
もしかしたらトランプ大統領に任命されたのでバイデンに首にされる日が近いことを知っていて、首になる前に自分の功績として、何かをしようと考えデザインを変えただけなのかもしれません。