私には当たるかどうかの根拠が全くありませんが、複数の人たちが似たようなことを語っているので、そのことについて書きたいと思います。
点と点を繋ぐような話ではありますが、参考程度にご覧ください。
まずはクリフハイ。
彼は今後の経済崩壊の流れが、エピソードのようなものになるとしています。
つまり人が年老いて、複数の健康問題を抱えて少しずつ弱っていくのと同様、ドルと金融システムも今年の夏までの間に複数の問題を抱えて、回復することはないとしています。
デリバティブの問題が発生し、それに対応するために中央銀行が巨額の資金注入を行い、やや沈静化するように見えるものの、今度は違う場所で問題が発生し、今度はそこでの対応が必要になるといった仕方で、次々と問題が発生し続けるというシナリオを描いています。
実際に日銀もECBもFRBも巨額の資金注入を行っています。恐らく我々が知らないところでも、救済に乗り出しているはずです。
本人もタイミングに関しては外すことが多いためか、明言はしていませんが、2/2前後にデリバティブ関連のトラブルが発生し、その後の2月後半にやや大きな金融トラブル(取り付け騒ぎ?)が発生する可能性を指摘していました。(私の勝手な解釈かもしれませんが、、)
(私の理解が間違っていなければ、夏までの間に経済問題が連発して崩壊すると考えているようです。)
今週は経済面での重要な予定が相次いでいるので、この影響があるのかもしれません。
今朝、クリフハイは時間は飛ぶように過ぎ去っていて、4-6週間後に人々は銀を非常に欲しがるようになると述べていました。
今、専門家たちが指摘しているのはM2マネーサプライが急速に減少していることです。
金融機関にあるマネーは急速に減少しており、0%を割り込んでマイナスに転じています。
直近で0%になったのは2008年とその後でリーマンショックの影響でした。今回はそれをかなり下回っています。
これは何を意味するかというと、アメリカ国内では深刻なデフレが起こっているということです。リーマンをはるかに上回るデフレです。
このままいけばあと4-6週間程度で、発生する問題の穴埋めのためにFRBは金融緩和を再開せざるを得なくなるだろうと言われています。
最近、話題になっているPIVOT(方向転換)のことで、いったん方向転換をしたらもう止めらず一気に崩壊すると考える専門家が多くいます。
タイミング的に丁度、数日前にサマーズ元財務長官がテレビに出演し、FRBが引き締めをやめて緩和に転じるべきだと語ったことが報じられていました。
要するに方向転換をしろということです。
肝心のFRBですが、度重なる利上げと膨れ上がる債務のため利払いが急増しています。
このままいけば今年の利払い額は1.5兆ドルに到達すると言われています。ちなみにアメリカの税収は4.9兆ドルと予測されています。
崩壊というものは少しずつ進んで行き、最後には一気に崩れ去るものです。
人々が異変に気付きパニックになる時にはもう手遅れですが、そのサインがあちこちで点灯しています。
そしてこれは今、人々が噂になっているアメリカ債務時計です。
これはリアルタイムでアメリカの経済データをアップデートしているホームページです。(下にリンクを張っておきます。)
ここでドルと原油、ドルと銀そしてドルと金の比率が$0になっており、これに何らかの意味があるのかと噂されています。
ただシステムが誤作動を起こしているという可能性もありますが、私は何かの意味があるかもしれないと勝手に思っています。
それはかねてから言われているように、貴金属特に銀が入手不可能になる(unobtanium)と言いたいのではないかと感じました。
最近はコメックスもSLVのデータも更新されなかったりする日も多く、現物市場で何かが起こっていることは間違いなさそうです。
そしてこのタイミングでロシアはBRICSの基軸通貨のリリースの可能性を示唆しました。
会合は8月ですが、米ドルに対抗する基軸通貨を打ち出すとしており、恐らく金とコモデティ本位制を導入するものと見られています。
完璧なタイミングで対抗策を打ち出してきました。BRICSに加盟する国も一気に増えそうで、覇権が移る可能性もありそうです。こちらもかなり大きなニュースですね。