あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
今年こそは良い年になりそうだと言いたいところですが、今年はさらなる混乱に直面することになります。
2022年は世界中の投資における損失額は過去最悪の約18兆ドルと言われていますが、今年はそれを上回ることになりそうです。
私たちにできることと言えば、一歩か二歩下がったところにいて、混乱する人々と同じように行動しないようにすることがまず大切だと思います。
そしてその上で、混乱の中で財産を築くために何ができるのかを考えるべきでしょう。
ところで年末にアメリカ最高裁の関する記事を書きました。
アメリカ最高裁 vs バイデン政権の戦い、そしてトランプ大統領の逮捕?
裁判の内容は2020年の大統領選がアメリカ憲法違反だとする訴えで、アメリカ議会は選挙に正当性を10日間の間議論しなければならないという手続きをしなかったため、選挙は無効であるという内容です。
この訴えに関する期日(あるいは判決?)が1/6に予定されています。
Brunson v Adams: SCOTUS Election Integrity Case
これ以外にもオハイオ州の州務長官に無所属で立候補した候補者は、無所属の候補者に投票監視員を付けることが許されなかったことが憲法違反だとして、選挙の無効を訴えていますが、これも同じく1/6に予定されています。
Election-denying Secretary of State candidate asks state supreme court to allow ‘election observers’
そしてペンシルバニア州における郵送投票が憲法違反であるとする訴えも、最高裁が審議することになりましたが、これも1/6に予定されています。
SCOTUS to Consider Taking Case on Constitutionality of Mail-In Voting
1/6に結果が出るのかどうかも分かりませんし、その結果がどのようなものになるのかはあくまでも推測に過ぎません。
ただ最高裁がバイデン政権を違法政権であり、選挙結果が無効であると判断する可能性は十分あります。
これに該当するのはバイデン政権と388人の議員たちです。
昨年の後半に最高裁は立て続けにバイデン政権の方針に真っ向から反対する判決を出しており、その流れが続く可能性は高そうです。
Supreme Court leaves in place Title 42 border policy for now
U.S. Supreme Court justices keep Biden student loan cancellation blocked for now
こうしたことは現実的ではないと考える人も多いかもしれませんが、トランプ大統領と支持者たちは現在の政府を解体するための準備をしていました。
大統領就任後の2017年にFEMAマニュアルを改定し、その中に政府の解体と新政府の構築と移行について明記されています。
ここでデポリューションとは、法廷の権力と責任を一つの組織から別の組織へ移管する能力に事であると定義されています。
要するに現政府を廃止しして新政府を設立し、混乱の中で機能不全に陥らないようにするための指針の概要が記されています。
今週の米最高裁がやろうとしていることは、デポリューション引き金を引く出来事となるのかもしれません。
そして権力を引き継ぐ側は、デポリューション発動後12時間以内に、必要な業務を遂行する能力がなくてはならない、そして少なくとも30日間はその能力を維持できなくてはならないとも記されています。
暫定政府の樹立のような事態を想定しているようです。
新年早々、大騒動が起こる気配があります。
個人的には同じタイミングでベラルーシがウクライナの戦争に参戦し、中国が台湾進攻を開始するのではないかと思っています。
グローバリストたちとの戦いには勝てないと考えている人も多いと思いますが、それはただの洗脳です。
今年は世界中のあちこちで一気に形勢が反転する年になると思います。