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「経済の大量破壊兵器」、そして来週の件

ウォーレンバフェットが「経済の大量破壊兵器」と呼んでいるデリバティブについての追加です。

ここのところ2日続けて、BISが巨額の隠れ債務があることを認めた件について書きました。

経済システムが一般人にとって難解なのには理由がいくつもあります。

今回のように情報の隠蔽が横行していること、政府と中央銀行が嘘をつくこと、そして一般人に経済に関する教育がないことです。

今回のように"隠ぺい"されていた情報が表に出る時に、普通以上の注意を払う必要があります。

単にドル建ての負債と言っても、ドルには2種類あることをまず知っておく必要があります。

一つはアメリカ国内で使用されているドル、そしてもう一つはアメリカ国外で流通しているドルで、ユーロダラーと呼ばれています。

これが一般に取引手段としてアメリカ国外で流通しているもので、当然アメリカ国内で使われているドルの総額よりもはるかに大きな規模です。

そして今回表面化したのは、ユーロダラーの問題で、実は「世界を壊滅させるだけの規模の問題があって、今も急速に増え続けていて解決不可能なのだ」という告白のようなものです。

 

記事によっては65兆ドルであったり、81兆ドルであったり、90兆、100兆ドルとしているものもあります。

全世界のGDPを超える額の負債があるようですが、大きすぎて正確には分からないということのようで、これよりもさらに大きい可能性もありそうです。

そしてこの債務の種類はドル建ての通貨スワップとのことです。

BISによると短期債務が大半で2023年に満期になるということで、債務は繰り越せばよいという意見もありますが、それとは正反対の意見もあります。

気になるのは、FRBが強引な大幅利上げを継続中で来週も利上げする予定です。

IMFに至っては利上げのスピードを落とさないようにと圧力をかけていますが、この巨大債務の存在を知っていたの話だったと思われます。

 

債務の額が大きすぎて分かりにくいので、住宅ローンを例にして考えてみたいと思います。

例えば、40万ドルの家を頭金を5%支払い、3.1%の金利でローンを組んだ場合と、5.5%で金利でローンを組んだ場合、毎月の支払額が$500も違います。

家のオーナーにとっては金利が2.4%上がると、かなり負担が増えることが分かります。

ドルについていえば、今年に入ってから0.25%から急騰し11月には4.0%になり、3.75%上がっています。

支払う元本が80兆から100兆ドルなので、どれくらいこれらの金融機関を圧迫しているのかが想像できると思います。

世界中のあちこちのヘッジファンド、保険会社、年金基金等が巨額の借り入れをしているこのタイミングでの強引の利上げは、どのような影響を与えるのかは一目瞭然です。

これは推測ですが、借入時の金利は3%程度で、満期時には8%程度になると言われています。

金利上昇のほかに、事態を悪化させているのはドル不足によるドル高です。

どう考えても大規模に破綻は不可避ということと、一つ大きなところが破綻すればすべてが巻き込まれることになります。ここにクレディも含まれているはずです。

考え方によっては、BISは来週の利上げで破壊することを知っていて、最後まで隠しておくと責任問題なので直前に少しだけ知らせたという見方もできそうです。

 

これはよくある誤解ですが、経済危機は大規模な破綻により引き起こされるというものです。

リーマンショック破綻の時に起こったのは、ハイリスクの借り手によるサブプライムローンの返済不履行が相次いだことが原因でしたが、

上昇率は4%だけでしたが、これで金融機関は軒並み破綻に追い込まれました。

それくらいシステムは脆弱でレバレッジが限界まで効いている状態ということです。そして一つ倒れれば、残りすべてが倒れます。

 

12/13-12/15に関するクリフハイの予測の追加です。

日付に関しては前後に数日ずれることもあるようですので、12/10-12/18くらいの間が要注意ということなのでしょう。

最新のデータでは、大規模なテロの可能性が浮上しているようです。

インターネット上の情報検閲のため、正確なデータを取り出すことが難しいようですが、人々の感情がこれまでの数倍以上の極度な緊張状態になることはデータから判明しています。

以前はCBDC導入の可能性を指摘していましたが、ここにきて政府の内部の人間による9.11のようなテロの可能性も視野に入ってきたようです。

複数の人間によるテロの可能性ですが、12月が68%で1月が41%、単独犯によるテロの可能性は12月が87%で1月が93%だそうです。

過去数十年間で最大の緊張度が一月末まで継続するとのことなので、経済的な問題も表面化すると思われます。

 

アメリカ国内での革命は恐らく2023年の1月、遅くても6月までには起こると予測しています。

その後、アメリカでWEFとの戦いに勝利した人たちは、オーストラリアやニュージーランドといった国を開放するために助力することになるとのこと。

ただカザールマフィアを根絶するための戦いは非常に長期間にわたるものとなるそうです。

 

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