投資もビジネスもそうですが、だれと組んでやるかにより、結果は大きく変わります。というか悪い人と組むと最悪の結果になります。
事業の中身はもちろんそうですが、だれとやるかということの方が大事なことが多いです。
といっても人の診断は難しいです。私もこれまでにたくさんの失敗をしましたが、そのほとんどは仕事の内容や案件そのものというよりも、かかわった人のせいで失敗したことがほとんどです。
ただ単に能力が不足していたという場合もあれば、最初から騙そうとしていたという場合もありました。
それに関連して、ロバート キヨサキは著書の中で面白いことを書いています。それは人の本性を見るにはその人の買っているペットを見ろ、というものです。
人は人がよさそうな様子を装い、顔に微笑みを浮かべて、思ってもいないことを口にするが、ペットや動物は嘘をつかないものです。そして、ペットと買い主は性格が似ていることが非常に多いものです。
つまり外見や立ち振る舞いが魅力的でも、内側が獰猛な人の場合、その人のペットも見知らぬ人に対して、獰猛な態度をとる確率が高いということです。日ごろ買い主がペットに接するのと同じ仕方で、ペットも他人に接するようになるという考えは、まさにその通りだと思います。ペットは買い主に似ると言いますからね。
なかなかそういうチャンスはないかもしれませんが、事業を一緒にスタートする場合があれば、パートナーとなる人に、ペットを飼っているのか、聞いてみると意外なことが分かるかもしれません。