今、FX市場で異変が起こっています。
そのことを書く前に、2008年に起こったことをアメリカの議員が語っています。
これはその動画ですが、英語ですが分かる方はご覧いただきたいと思います。以下は要旨です。
「FRBは水曜の朝に、MMFから5500億ドルの資金が1-2時間の間に引き出されたことに気付いた。
財務省は緊急対応のために、1000億ドルを注入したが、すでに電子上での預金取り付け騒ぎが起こっていたため、システム全体を停止することとした。
預金が保護されていることも通知した。
もしシステムを停止しなかったとすれば、水曜日の午後2時までに、550兆ドルが引き出されることになったと想定された。
それはアメリカの経済を完全に破壊し、24時間以内に世界経済をも破壊していただろう。
もしこれが起こっていたとすれば、経済システムと政治システムは崩壊していたことだろう」と述べています。
2008年には我々が知らない間に、世界経済と政治システム全体の崩壊の寸前まで行っていた、というわけです。
そして破壊が始まると、ものすごいスピードで進行するということと、突然システムを停止する可能性が高いということが分かると思います。
この話は事件の数週間後に語られたもので、その間、世界中の人には知らされませんでした。
今のシステムは非常に脆いのと、そして今のシステムにかかっているレバレッジは2008年の比ではありません。
個人的にはすでにこれよりもひどいことが起こっていると思っていますが、人々が気付くのは少し後になると思います。
話は通貨危機に戻しますが、ユーロ安と円安はすでに進行しています。
経済専門家は金利差が原因だとしていますが、これは明らかに違います。そんな悠長なものではありません。
債務というのはドルベースなので、返済のためにはドルを買う必要があります。
しかし、返済を強いられている企業と金融機関が非常に多いため、ドル不足=ドル高、そしてそれはさらに負債を抱えている企業を追い込み、さらにドルが足りなくなるという悪循環に陥っています。
これは非常に悪い兆候です。
ここ数日、イギリスのポンド安が話題となっています。ユーロ安と円安はすでに皆様はご存じだと思います。
ポンドはFX市場の第3位の割合で11%程度で、この3つの通貨だけでFX市場の半分を超えています。
FX市場は巨大で、2019年の時点で一日に6.6兆ドルの規模であったと言われています。
ここでの問題は、FXは100倍かそれくらいのレバレッジがかかっているということで、今それが崩壊しているわけです。
2008年とは規模が格段に違います。そして個人的にはポンドは先週末に破壊されたと思っています。
どこの銀行もFX市場に投資をしていますが、どこかの金融機関では壊滅的な損失が出でいるはずです。
例えば、ドイツ銀行はFXへ大口の投資をしていることが知られています。
アメリカの会計年度末は今月末なので、そのころからベイルアウトが始まるはずです。
ただすでに破壊されたことを我々が知らされるのは、数週間後なのかもしれません。そのころからパニックが起こると私は思っています。
そしてこれはたまたまかもしれませんが、今アメリカには巨大にハリケーンが襲来しています。
フロリダを直撃する予想となっていますが、タンパベイに行くのでしょうか? タンパと言えば、米財務省がある場所です。
考えすぎかもしれませんが、近ごろは何でもありなのでここにも要注目ですね。
あとこちらも。
ロシアがやったという声も聞かれますが、ロシアであればただガスを止めるだけで済むと思うので、ヨーロッパを破壊したい人たちがやったのでしょうかね?
ノルドストリームガス漏れは破壊工作、断固たる対応取る=EU委
こういうことすべては、現物の銀を買う理由になりますね。もう時間が本当にないと思います、、、
仮想通貨は少しの間、激しく上下を続けた後に大暴騰すると思われます。そして銀はその後に暴騰を開始すると思っています。
あちこちで完全破壊が起こっています。
世界中の人たちが事態を理解するまでには、数週間くらいはあると思いますが、その後には地獄の扉が開くと思っています。備蓄品を買いまくった方がよさそうです。