今後、2週間くらいの間に様々な事件が起こると思います。
次々と世界経済が崩壊していくニュースが流れますが、人々がどのように反応するのかをに注目すべきです。
恐らく何かが起こっても、「人々は大したことはない」とか「すぐに元に戻る」などと考えると思います。
しかし、今回はそうではないことを理解した時、世界中で人々はパニックモードに入ります。
企業の倒産、年金の破綻、預金封鎖、株式の大暴落、不動産の大量差し押さえ等が起こり始めると思います。
マーケットが暴落していく中で、買い始めるには状況を見守る冷静さが必要です。
忍耐と辛抱強さが一番必要とされるタイミングなのかもしれません。
金と銀、仮想通貨も大暴落すると思いますが、パニックになって売ってしまわないようにしたいものです。
オーストラリア準備銀行(RBA)が多額の損失を出して、破綻状態であることを自ら認めました。
パンデミック関連で発行した多額の国債で少なくとも370億ドルの損失を出しており、準備金が底をついたようです。
要するに一文無しになったということです。
これ以上の国債の発行と買い入れはできないことだけでなく、利払いも苦しいようです。
これで事実上、オーストラリアドルは紙切れになったことを意味しますし、金利上昇を抑え込むことができなくなったことを意味します。
不動産市場が打撃を受けることになるわけですが、オーストラリアでは、35年の金利固定住宅ローンというものがなく、固定は最初だけでその後に変動金利に移行します。
リファイナンスができす、毎月のように支払額が増え続けていくというトラブルに巻き込まれていくことになります。
そしてもちろん年金にも大きな問題が起こることになります。
もちろんRBAは中央銀行ですから、紙幣を刷りまくることはできますが、完全に行き詰まりなのかもしれません。
こういうことが起こるから借金はできるだけ払い終えておくことは大切なのです。
これはもっと大きなニュースとして取り上げられても不思議ではないのですが、あまり報道されないということは注目してほしくないのかもしれませんね。
これはRBAだけの問題ではなく、世界中のあちこちの中央銀行で起こっている出来事です。
Reserve Bank of Australia reports loss of $37bn and plans to cut dividends to Treasury
日銀も円安を止めるために、米国債の大量処分を始めました。
円安は金融緩和による金利上昇を止める反動として、起こっているもので、それを止めるために米国債の処分をしているということは、これが最後の抵抗ということなのでしょう。
経済危機が発生する時に、対応する余力はありません。
今後、2週間くらいの間に急速に事態は進展していくはずです。
人々がパニックに陥る時に、巻き込まれないようにしておきたいものです。
一つ銀の投資家にとっての朗報があります。11月以降に非常に大きな展開が待ち受けているようです。
また別の記事で書きたいと思います。