あまり聞かない考えかもしれませんが、アメリカではゴールドとシルバーの価格差のデータ、そして不動産の価格差のデータがあります。
つまり、何オンスのゴールドがあれば、家が一軒買えるのかというデータの移り変わりをデータにしたものがあります。
不動産もゴールドもそうですが、価格の上下があり、ゴールドとシルバーが安い時に、ゴールドとシルバーを買い、不動産価格が落ちたときには、それらを売って不動産にするという考えです。
そして今度は不動産が高騰してきたら、不動産を売却し、今度は安くなったゴールドとシルバーに変えておく。
このサイクルを繰り返すだけで、特に難しいことは考えなくても、資産は増えていくと考える専門家もいます。
彼らはこれまでため込んできたゴールドとシルバーを不動産に変える時期が近いと考えているようなのです。
しかし実際に家を買うのに、どれくらいのゴールドとシルバーがいるのかと思うかもしれません。
この専門家の1人は1980年代にシルバー150オンスで家を一軒手に入れたは話していました。
どんな家かは知りませんが、安い時にシルバーを買いだめしておいて、シルバーに比べて不動産が安くなったタイミングで不動産と変えたのでしょう。
同じことが起こるかどうかはわかりませんが、今シルバーは1オンス=$30くらいで買えるので、150オンスといってもたったの$4500です。
あと別の専門家によると、歴史的にみると、ゴールド25オンスで1ブロックの不動産すべてを買えると述べています。
今のレートを見ると、200:1くらいなので、不動産価格(どの不動産にもよるかとは思いますが)とゴールド価格を比較すると、ゴールドは割安だということになります。
今後は、その価格差が縮まっていくだろうと考えているのです。
これを提唱している2人の専門家は、そのタイミングや実際にどれくらいのゴールドとシルバーで不動産を手に入れられるのかについては、想定が異なっているようですが、言っていることはほぼ同じです。
今、シルバーの価格は非常に過小評価されているので、絶対に買っておいた方がいい。
ゴールドも最高値近辺にあるとはいえ、高いとは言えないというのが共通認識のようです。
今まさに、不動産価格は暴落しかけていて、逆にゴールドとシルバーの価格は暴騰が始まるのは間近のようなので、
持っているお金をいったん貴金属に変えておくというのは、もしかしたらとても良いアイディアなのかもしれませんね。
それにしてもゴールド25 オンスで1ブロックの不動産すべてが買えるのなら、ゴールドを買っておいて気長に放置しておくのもよいのかもしれませんね。
いつかはわかりませんが、いつかはそういう日が来るのかもしれません。
内容とは関係ありませんが、これは早朝のシカゴです。