銀の価格が暴落し始めました。
これはかねてから書いていますが、デリバティブを大量に処分しているためで、もうそろそろ価格操作の終わりは近いというサインのようです。
大暴落させた後に、コメックスを閉鎖するというシナリオなのでしょう。
今、JPモルガンの貴金属トレーダーたちが金の価格操作のため、刑事告訴されています。
これまでは巨額の罰金を支払っていましたが、今回はそれでは済まないようです。タイミング的にも終わりが近いのかもしれませんね。
JPMorgan’s ‘Big Hitters’ of Gold Market Face Trial Over Spoofing
今の経済は一度、完全に破壊されることは既定路線です。ただこの先についてはいくつか可能性があります。
通貨戦争が熾烈になりつつあり、ロシアが主導するBRICSへの加盟希望国が次々と現れていることが報道されています。
イラン、エジプトそしてサウジアラビアまで参加することが噂されています。
そしてSWIFTに代わる新たなシステムの導入が始まりつつあります。
肝心のSWIFTは米ドルを基盤とするシステムですが、すでに賞味期限が切れ、先が短いことが知られています。
米ドルを中心とする西側諸国の通貨は近々、紙切れ以下になります。
しかし、SWIFTの代わりが作られていることについてはほとんど報道されていません。
それはISO 20022です。
これは近々、SWIFTの崩壊後に導入される予定のようですが、仮想通貨をベースとした金融システムです。
いくつかの仮想通貨が選ばれているようですが、そもそもの目的であった分散型の通貨ではなくなっています。
ちなみにここで認定されている仮想通貨は以下の五種類です。
- Algorand (CCC: ALGO-USD)
- Iota (CCC: IOTA-USD)
- Ripple (CCC: XRP-USD)
- Stellar Lumens (CCC: XLM-USD)
- XDC (CCC: XDC-USD)
この流れにCBDCがどのように関係してくるのかは不明ですが、CBDCはただの目くらましか、一時的に利用されるだけで、最終的にはこれらの通貨を利用した世界統一通貨という目論見なのかもしれません。
そして当然、デジタルIDも導入され、監視社会の一部として導入されることになります。
Rippleについては賛否両論があり、未来の通貨になるという意見もあれば、グローバリストのコインとして消えてなくなるという意見もあります。
結局のところ、この計画が成功するかどうかによりこれらのコインの命運が決まるのかもしれません。
今は経済システム崩壊の真っただ中にいますが、近い将来にISO 20022の話が出で来ると思われます。
私の理解が正しければ、今年の後半にかけて仮想通貨の価格が上昇した後に、一気に大暴落させのことにより多くの投資家は振り落とされることになります。
そしてその後にこの話が出で来るのかもしれません。
個人的にはこの試みが失敗に終わることを願っています。
ただこの流れになるのであれば、一個人があがいたところで何らかの影響を与えることはできません。
もしクリフハイの予測が正しいとすれば、この流れにはなりません。
彼はCBDCが失敗した後、比較的短期間の間に同様の試みを二回行うが、すべて失敗に終わると述べています。
ISOこの一つなのかもしれません。
ということで、二つの全く異なる将来の予測があるわけです。
どちらを信じるのか、それとも念のため両方にかけておくのか、その判断は皆様にお任せしたいと思います。
今月後半、FRBは利上げを行いますが、デリバティブと不動産を破壊するだけでなく、ユーロと円を破壊するものともなります。
これまで積み上げてきた現金を現物に変えるタイミングは近づいているのかもしれません。