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いろいろなものに手を出す人は金持ちになれない

これはよく言われることですが、金持ちはよく知らないものにはあまり手を出しません。

 

全米屈指の大富豪で「投資の神様」と呼ばれているウォーレン・バフェット氏も、自分のよく知らないものには極力投資をしない哲学を持っていることで有名ですし、また、米国で「伝説のファンドマネージャー」として知られたピーター・リンチ氏も、「クレヨンで説明できないアイデアには投資するな」と戒めています。

 

金持ちはは自分が納得できないものにはお金を出さないのです。

「とりあえず」「なんとなく」といったフワフワした印象では投資をしないわけです。もしかしたら失敗経験を通して、教訓として学んできたのかもしれません。

私もなんとなく投資して失敗した経験があり、それ以降、誘われても、儲かりそうに見えても投資しないことは本当に多くなりました。検討したもののも参加しなかった案件が後から破たんしたと聞くたびに、「やっぱりやらなくてよかった」と思うことも多くなりました。基本、事業への出資もしないことにしています。

投資の世界には目新しいものや、いかにもやっている人が「儲かっています」と宣伝しているものも多くあります。

例えばその中には仮想通貨案件も含まれますが、投資の中には現れては消えていく案件と、時がたっても消えずに残り続けるものの二つに分かれます。

新しいものは人目を引くかもしれませんが、その案件がどれくらい続くのか、本当に利益を出しつつげるのか、証明されていないのです。

そうした案件に先頭を切って猛突進していき、大損をするのはあまり賢いとは言えません。効果性が証明されたときに、参入すればよいのです。

半面、不動産や株、債券、ゴールドのようにかなりの期間にわたり、ある程度の安全性が実証されてきた投資もあります。

また投資信託のように、中に何が入っているのかよくわからないものも少なくありません。金持ちはそうしたものではなく、よく吟味した個別銘柄を買うのが一般的です。

投資の世界には落とし穴が本当に多いものです。プロでも将来を読める人はいませんし、プロと言われる人たちの中には、ただのセールスマンもかなりの程度、交じっています。

簡単に言うと、経験の少なさと欲深さは投資の大敵ということになるのではないかと思います。

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