このブログでは常々書いていますが、資産は自分の手元に置いておくべきです。
触れないものは存在しないと思った方がいい、というのは真実です。
ところでアメリカではバイデン政権が、太陽光発電を大幅に増やす方向性にかじを切りました。
中国からの関税をゼロにする方針のようです。
Biden allows solar panel imports while also moving to boost domestic production
ここでの問題は太陽光パネルを製造するための銀が大幅に不足している、ということです。
これは製造会社にとっては悪夢で、反対に銀の現物を保有している人にとっては良いニュースと言えます。
以前にクリフハイが述べていたことで、アメリカで銀が不足して政府が一般人に銀を売るように勧めたり、小売業者から買い取ろうとするというものがありました。
必死にかき集めた銀を中国に送ろうとするという内容でした。
もしかしたら、今回のこの動きはこれにつながるものなのかもしれません。
アメリカで言えばSprottという会社が現物に裏付けられたETFを運営しており、人気がありますが、狙われる可能性が大きいと思います。
日本の有名企業が運営している積立はほとんどがコメックスをベースとしているので、要注意です。
あとメキシコもカナダも鉱山を国有化する動きに出る可能性があると言われています。
先日、ある有名鉱山会社の社長の話を聞きましたが、メキシコで採掘許可が更新されなかったのですが、理由も明らかなされていないという話でした。
これは国有化の前触れなのかもしれません。
Fortuna permit fiasco weighs on Mexico mining sentiment
スイスやシンガポールの保管庫に貴金属を入れておくのは、かなり悪いアイディアとなるかもしれません。
今は危機的な状況なので、必ず現物を手元に保管するようにお勧めいたします。
こちらの図は最近、二人の遠隔透視家が見たイメージです。
最初は仮想通貨と貴金属に加わる圧力が強まっており、お金が質の高いお金へと移動しているイメージ、そして嵐の中で価格が急上昇するイメージです。
経済の崩壊もそろそろ佳境に差し掛かりそうですし、170年にも及んだ銀価格の価格操作の終わりも近いのかもしれません。