IMFトップが「お金を刷りすぎた」ことを認めました。
刷りすぎたことを認めた上で、「想定外の結果となることについては考えなかった」と述べました。
それにしてもIMFのトップともあろう方が、お金刷りすぎの結果について考えなかったというのは、かなりおかしいと思いませんか?
というのはこれはIMFの唯一の仕事だからです。
意図的にやっているとしか思えず、そしてこれは「もう手遅れ」という宣言なのかもしれませんね。
Oops! Our Bad! IMF Director Admits “We Printed too Much Money”
昨日、日本円はついに対米ドルで130円台の大台に乗りました。
日銀の対応についてですが、何もなく指値オペによりイールドカーブコントロールを続けるとし、お金を刷り続けると高らかに宣言しました。
つまり、金利上昇よりも日本円の購買力を犠牲にすることを選んだわけです。
すでにお金を刷りすぎとIMFが認める中で、世界最大の金融緩和国の日本はそれでもやめられません。
海外のある専門家はこれを"カミカゼ"と呼んでいました。
米ドルを助けるために日本円を犠牲にするわけでこちらも意図的で、結末はもう見えています。
ただ円が終われば、ドルも終わるというのが専門家の共通認識のようです。
しかしIMFトップは日本だけのことを言っていたのではないと思われます。
近々、EUではロシアからのエネルギー輸入を厳格に禁止する方向で物事が進んでいます。
Von der Leyen says EU working ‘intensively’ on new Russia sanctions
これによりEUでは様々な事業がマイナスの影響を受けるため、大規模な金融緩和が必要になると考えられています。
ロシアからのエネルギー禁輸は、だだ単に理由づくりに過ぎないのかもしれません。
マクロ経済のアナリストのルーク グローマンはEUは非常に危険だとした上で、1920年代のドイツワイマー共和国に近いことをやろうとしていると指摘しています。
つまりエンドゲームということのようです。
以前にも取り上げましたが、トランプ政権時に国防総省の要人であったエズラ コーエンは昨日このように述べていました。
「世界中の経済崩壊によってもたらされるのは、世界共通のデジタル通貨である」
その時は近いのでしょうか?
恐らくうまくいかないと思いますが、以前から噂されているXRPを世界通貨として採用する計画なのでしょうか?
いずれにしても事態は非常にむごいものになることだけは決まっています。
これから我々が経験しようとしていることは、後代になって語り継がれ、歴史の教科書に載るような出来事で、人類史上最大の詐欺事件の終焉となると思います。