先週、バイデンからの電話に出なかったとして報道されたサウジアラビアですが、中国と人民元で原油取引をすることが判明しました。
UAEもバイデンとの電話会談を拒否したので、同じ方針なのかもしれません。
そして、インドはロシアとの取引をルーブルとルビーで行うことで同意したようです。
ちなみに中国はロシアの原油輸出の45%、そしてサウジの輸出量の25%を購入しています。
原油市場の大手たちが一気に米ドル取引から抜けるということは、ペトロダラーにとって大きな痛手というか、致命傷です。
中東諸国は原油を売って得たペトロダラーで、米国債を買うという流れでしたが、米国債の大きな買い手を失ったことも意味します。
そしてこれに追い打ちをかける噂があります。
それはロシア同様、中国も金本位制を導入するのではないかという噂です。
これまでの流れや中国で起こっている債権トラブルを考えると、可能性は高いと思います。
BRICS加盟国はロシアへの経済制裁に参加しておらず、逆に脱米ドルを加速して、違う決済手段を急いで構築しようとしています。
ロシアに対する経済制裁は、ロシア経済にダメージを与えているのは間違いありませんが、致命的なものではありません。
逆にアメリカとユーロ経済は物不足とエネルギー価格の高騰で苦しんでいます。
ここでの質問は、中国が台湾に侵攻する時、西側諸国は中国に対しても経済制裁を加えられるのでしょうか?
あと少し気になる話が出でいます。
ロシアが西側諸国の経済制裁に対抗し、要人たちの資産凍結と入国禁止をしたことが報じられています。
その中にはハンターバイデン、ヒラリークリントン、ブリンケン国務長官等が含まれています。
そしてこんな話もあります。
ロシアの国営テレビで、アメリカがアラスカとカリフォルニアのフォートロス(昔ロシアのものだった)をロシアに返還しなければ、核攻撃をするとしています。
そしてウクライナの"公開処刑"を求めたそうです。