マインド 海外不動産

些細な点が大切な理由

投資はいつの時代でも、またどんな案件でも目に見えないものをどれだけ理解できるか、予測できるかが成功と失敗の分かれ道になります。

例えば、利回りや投資のスキームといった目につきやすいものよりも、資金を預かる人の誠実さだったり、契約書の細かな文面だったり、一見、見落としがちな些細な点の方が大切だったりします。

ですから私はどちらかというと事業系の投資案件よりも不動産案件が好きです。それは権利が確保され、現物が残るから。事業系の案件の場合、知らない人の手にお金が渡ることも多く、その人を信頼できないという場合もよくあります。

「神は細部に宿る」と言われますが、投資に関しても細かな違和感や「この人にお願いして本当に大丈夫かな?」とか「なんか胡散臭いな」といった不安は当たることの方が多いのがこの世界です。ただたいていの投資家は「これをやればもうかるかも」という欲に負けて投資し、結果失敗している気がします。

 

話は少しそれましたが、海外不動産の場合、言語や文化が異なるので、見えないことや気づかないことが多いのが特徴です。ロシア不動産の場合もそうで、デベロッパーやセールスマンのいうことをそのまま真に受けることはできません。実際、そうやって買ったロシア人の多くが失敗しているからです。

現在、モスクワのいくつかのデベロッパーを検討しているのですが、見落としがある可能性があるので、不動産専門の弁護士に調査を依頼して、テベの体力を中心に調査を依頼しているところです。もちろんお金はかかりますが、失敗するよりは安くつくのは間違いないです。建設途中に倒産でもされたらたまりませんからね。一応、保険は付いているのですが、倒産した後に保険金請求をするくらいなら、最初から調べた方がいいのは決まっていますから。

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