日本人がファームに投資をする場合、ほとんどがランドバンキングに近い形になります。
つまりある程度期間、寝かしてもよいくらいの感覚でいたほうがよさそうです。毎月のキャッシュフロー狙いの方には向かない投資です。
とはいえキャッシュフローは全くゼロではありません。
狙える収益には以下の三種類があります。
キャピタルゲイン
現在の価格が安いこともあり、今後人口が増えるにつれ、そして肥料が枯渇に近づくにつれ、肥沃な農地の価格は上がっていくと思われます。
借地代
ただ土地を持っていても仕方ないので、その間は農家に土地を貸し出せます。しかし借地代は安く1エーカーあたり年間100-200ドルくらいのようです。
リターンとしては、3-5%程度といったところでしょう。
クロップシェア
これは農家に土地を使わせる代わりに、できた作物の販売利益を分けてもらうという方法です。
利益の20%-30%程度が相場のようです。ただその年の作物の出来具合と、価格の直接の影響を受けます。
確実に利益が上がると思われる投資なので、まだ参入する人が少ない今が良いタイミングだと思います。