不動産は高価なものなので、現金で簡単に買える人の方が少数派です。普通はローンを組んで買います。
日本の不動産なら、日本の金融機関で融資を引いて買うことが可能ですが、海外の場合、そこまで簡単ではありません。
アメリカの場合、住所もビザもなく、アメリカ国内で仕事もしていないのですから、融資を引くのは簡単ではありません。
そんな場合でも選択肢はいくつかあります。
- 政策金融公庫で融資を引く。
少し前まで、政策金融公庫で融資を引いて、海外不動産を買うのがはやっていました。今でも有効かどうかは不明ですが、試してみる価値はあるかもしれません。
日本の低金利で借りられれば、ベターです。
2. アメリカのプライベートレンダーから借りる。
銀行は貸してくれないとしても、そういう人向けに融資をしてくれる会社は複数あります。手続きが面倒なので、ヤル気がある人向きです。金利はやや高め。
満額までは貸してくれません。査定の70%位までが上限のようです。
3. ランドコントラクトで買う。
これは私の一押しです。これは何かというと、いわゆるオーナーファイナンス、一定期間、支払いをし、払い終わった時点で名義を変更します。
これだと買い手の信用とかはあまり問われません。ただ支払期日を送れると、Land Contract Foreclosure(ランドコントラクトの差し押さえ)になる恐れがあります。
即金で買えない人の場合、このような方法を検討してみるのはいかがでしょうか?