先日、IFAから連絡が来ました。私は数本、長期積み立てをしているのですが、最初に始めたものが満期になったとの連絡でした。
私は中身がよく変わらなかったので、短めの5年契約にしました。
エージェントには例のごとく、初期口座だけはたくさん払えばボーナスがたくさんもらえるからと言われましたが、とりあえず最初だからミニマムに近い金額で参加しました。
結局、5年間運用して243ドルほどの運用益です。ただボーナス分があったことを考えると、実質マイナスです。
世界的な株高なのに、まったく増えないなんて、珍しいと思いませんか?
この長期積立にはからくりがあります。
それは手数料です。
長期積立は運用がうまくいってもたかなくても運用金額に対して一定の手数料が取られます。私の場合、毎月0.5%。年間6%の手数料でした。
普通、年間6%の利益を出すのはなかなか難しいものです。しかし長期積立の場合、儲かっても儲からなくても手数料が取られます。
この利益はほとんどが会社の利益として取られてしまい、私はだだリスクを負わされていたということになります。ただマイナスにならなかったのは不幸中の幸いです。
普通のファンドマネージャーのように、マイナスになった時は手数料を取らない仕組みのものでなければ利益は出にくいです。
簡単に始められる海外投資として、長期積立は人気がありますが、説明どうりには絶対に儲かりませんので、ご注意を!
初期口座期間中にたくさん積み立てれば、ボーナスがたくさんつくというセールストークに騙されないでくださいね。結果的にそのほぼすべてが手数料として、少しずつ消えていくシステムになっていますから!