元アメリカ政府高官で投資銀行家のキャサリンオースティンフィッツが指摘している点をいくつか取り上げたいと思います。
裏付けがない通貨供給を行う中央銀行のシステムが、どのように機能するのかを垣間見ることができます。
現在はあちこちで破綻が急増していることが報じられていますが、そのシステムについては触れられていません。
アメリカでは失業者の増加は過去15年間で最高を記録しており、求人市場は19年で最悪となっています。
大企業もAIの導入が拍車をかけて大量解雇を断行する一方、中小企業の破綻も急増しています。
キャサリンオースティンフィッツによると、破綻と失業は意図的に創出されているとしています。
破綻に追い込まれる中小企業は、大企業はビジネスのやり方が上手だから勝てないと考えがちの様ですが、そうではないことです。
キャサリオースティンフィッツによると、中小企業を追い込むためのマネロンの仕組みが存在しており、採算などは無関係で影響する企業が存在するとしています。
つまり通常は企業間で価格とサービスの競合が起こるわけです。
しかし巨額の資金供給を受けているために採算度外視で事業を行う企業があるために、一般の事業者は競り負けてしまうことを指摘しています。
彼女が指摘していたのは、某巨大ガソリンスタンドが誰も人がいないような大田舎に巨大なガソリンスタンドをオープンしたことを取り上げています。
採算が合うわけでないのに、そうした行動に出るのは政府からの資金供給を受けているからで、目的は中小企業を破綻に追い込むためです。
今は戦争中で敵は政府です。そのため政府に頼ることをやめるようにと話しています。
アメリカ政府の債務が35兆ドルを超えて急速に膨れ上がっていることはよく話題になりますが、彼女は隠れ負債は10倍以上はあると考えています。
一例として米国防省だけでも、表に出ない巨額のお金が消えている事実を指摘しています。
1998年から2015年の間、国防省で消えたお金は20兆ドル、政府住宅機構からは1兆ドルが消えています。(追跡できた分だけで)
消えたお金の追求をしていた最中、国防省長官が2.3兆ドルのお金が消えたことを認め、翌日に9.11でペンタゴンで情報が消えました。
彼女の意見ではパンデミックに国防総省は深く関わっており、代わりに上限のない資金を入手する権限を手にしたとしています。
モデルナを始めとする製薬会社がパンデミック対策として巨額の資金を得たのは、国防総省経由であったと推測しています。
上限のない秘密資金が秘密のオペレーションに使われるという構図は、今の債務をベースとする通貨体制が可能にしているものです。
別の報道ではペンタゴンで35兆ドルが消えているとする報道もあり、アメリカの債務額とほぼ同額なのが気になります。
別の話です。
数日前、トランプ大統領は銀のトランプコインをリリースしました。
コインは1オンスで99.9%の銀コインで、価格は$100です。
メディアは冷ややかな報道が大半を占めていますが、先日リリースしたばかりのワールドリバティファイナンシャルとの関係を指摘する声も上がっています。
このコインはコレクターアイテムで、流通する予定はないとのことです。
ちなみにワールドリバティファイナンシャルの詳細も判明しています。以下が概要です。
① 売買することができず、経済的な利益をもたらすものではない。
② SECが定めた適格投資家の適合する人のみに販売する。(高所得で純資産が多い投資家のみ)
③ トランプ家が関与しており、経済システムに公平性をもたらすことを目的としている。
どうやら普通の暗号通貨とは少々異なるようですが、今回の銀コインのリリースとも関連して今後の成り行きを見守りたいものです。
これまでのスニーカーや聖書の販売同様のファンドレイジングなのか、それとももっと大きな目的があるのか要注目です。