不動産価格がバブルなのかどうか、ということについては賛否両論があります。
私の個人的な意見では、アメリカ不動産はまだ上がり始めたばかり、また上昇余地がかなり残されていると思っています。
なぜかというと世界中はこれまで、かなりの金融緩和政策をとってきたため、金余りの状態が続いているからです。
つまり理論上、価格が上がるときは、先回のバブル以上に上がることになります。そして下がるときは先回以上の暴落となると思われます。
しかし不動産価格だけに関して言えば、上がり方は国によって差があります。
カナダやオーストラリアと比べると、アメリカまだかなりの安値圏にあります。
カナダはアメリカより87%、オーストラリアは107%も不動産価格が高いと言われています。所得がアメリカ人より少ないのにもかかわらず、不動産価格が高いのです。
そうした国にこれまで投資していた人たちは、同じ先進国で条件がさらに良いアメリカに向かうのはもはや必然と言えると思います。
世界基準で考えると、アメリカの不動産価格はまだ安いのです。
どれくらい価格差があるかは、以下の表を見れば明らかです。不動産だけに関して言えば、システムだけでなく、あらゆる面で今は世界中でアメリカ以上に良い投資先はないのかもしれません。