アメリカ不動産情報

教会を買ってみませんか?

不況に突入すると最も影響を受けるセクターの一つは不動産になります。

アメリカの不動産というと、一戸建てかアパートを思い浮かべる人が多いものですが、不動産には実にあらゆる種類のものがあります。

最近は特にオフィスの叩き売りが目立ちますが、オフィスビルは多目的への転用が難しく、改修に高額の費用がかかります。

そのため敬遠されがちで価格下落には歯止めがかかりません。

とはいえ事務所はどちらかというとまだ一般的な部類の不動産ですが、もっと使いにくいタイプの不動産もあります。

その典型的なものとしては、ガソリンスタンド、洗車場といったものもありますし、それ以外では宗教施設もあります。

 

リーマンショック直後に、よく教会の売り物件を見かけました。

普通の人はこんなものは絶対に買わないので、競合はほぼ存在せず激安価格で入手可能でした。

建築後数百年も経っているような重厚なレンガ造りの教会が、数千ドルで売られているのを見たことがあります。

今から考えれば、買っておけばよかったと思う不動産の一つです。

最近も教会の売り物件を見かけるようになりましたが、これからはもっとたくさん出で来るはずで価格も下がると思います。

 

教会にはメリットもあるものです。

例えば、外観のデザインが重厚で良い材料を使って建てられている場合も多いですし、宗教施設ということで免税措置が適用されている場合も多いです。

多くの場合、大通りに面した一等地にあり治安も悪くないのです。

不動産として価値があるのに競合が少ないというのは、狙い目になりますね。

暫くしてから教会をバーやレストラン、そして結婚式場に改修したという例を目にしました。また自宅にする強者もいたようです。

建物も特徴的で大きいので、レストランやバーにするのは非常にメリットがありそうです。

欧米ではこうしたケースはよくあり、時折報道されています。

これは半年ほど前に私が行ったレストランですが、教会を改修したものです。かなり込み合っていました。

Beer Church

8 Gorgeous Restaurants in Former Churches

 

下の動画は教会をアパートへと改修した人の動画です。

 

クリフハイの予測によると、来年以降宗教を捨てる人たちが大量に現れてくるはずです。

景気後退と不動産市場の暴落という要素に加えて、宗教界への逆風により大量の教会が売りに出されるはずです。

購入後にしばらく放置する必要があるかもしれないのと、改修にコストがかかりますが、もしかしたら今回の経済崩壊時に検討すべき資産の一つとなるのかもしれません。

あまり一般向けの話ではありませんが、10年もすれば非常に価値がある資産を手に入れたことが判明する面白い投資になるはずです。

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