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いつ来るかはわからないが、いつかは来る

市場が過熱してくると、必ず出てくるのが、突然暴落するから気を付けろ、という予想です。

株式でも不動産でもそうですが、もっと上がるという人と、突然暴落するから気を付けろという二つの相反する意見が出てくるものです。

専門家や経験がある投資家やアナリストがそのような意見を述べると、そうなのかと思ってしまう人も多いかと多いかと思います。

分析データ等からそれらしい意見を言うので、仕方ない面はありますが、、、

 

05年に米住宅危機予想した運用者、バブル崩壊を懸念-市場は傾聴せず

売れなくなった米国の高級住宅、需要減少と中国勢の一斉売却でバブル崩壊へ

 

覚えておかなければならないのは、以下のふたつです。

当たり前のこととして将来を見通せる人は一人もいないということ、そしてマーケットは一定の周期で上下を繰り返すものということです。

ですから、未来のことを一生懸命予測して、投資をするのはあまり意味がないように思えます。

例えば、オーストラリアの不動産は10年くらい前から、「バブルだ、バブルだ」と言われ続けていますが、いまだに下がっていませんし、中国のバブルも弾けると言われながらも、なかなか弾けていません。

 

日ごろからよく準備をして、マーケットが下がったタイミングで参入する準備をしておくこと、そしてある程度上がってきたら、エクジットの準備をし始めることは大切です。

つまり、上がっても下がってもリスク管理ができる仕方で、投資をするということです。

 

最悪なのは、ポジショントークを踊らされて、もっと上がると思い、高値局面で参入することです。

買ったすぐ後に値段が下がってしまった、という経験をする投資家は多いと思います。

そのような場合、思い切って損切をするのが1つの選択です。あるいは待てるのであれば、次に上がる時までホールドする、いつかは分からなくても、値段が上がる時が来るときまで待てれば、結果としては利益が出ることになります。

 

数日前にも書きましたが、私の個人的なスタンスとして、アメリカ不動産は「待ち」の状態です。いつかは分かりませんが、下落局面が来ると思います。その時に今の高値で購入した人たちが、ローンを払いきれず、あるいは家の価値がローンの残額以下のなるという事態になる時に、たくさんの差し押さえ物件が市場に出回ることになります。

そのタイミングでの参入をしようと今から準備をしています。

 

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