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金ではなく銀を買うべき理由

今のマーケットはすべてが価格操作されているのと、実際の価値以上に価格が押し上げられているので、

価格=価値、という図式はもはや成り立ちません。

いまだに安いから価値がないという人がいますが、それは大きな間違いです。 銀は金よりも貴重な金属です。

常々書いていますが、銀は今後数年でビットコインをはるかに超える投資になると思っています。

ただ正確には銀を買うことは投資ですらなく、本当は価値がない通貨を本物のお金に換えるという行為にすぎません。

つまり、偽物を本物に変えるという投資家が本来すべき行為です。

 

そんなに価値があるのに、価格が上がらないのには理由があります。

その理由は、銀の現物1ozにつき、デリバティブが582もあるからです。

これは価格を低く保つためのショートに使われており、銀の現物がいかに貴重かを物語るものです。

ちなみに、今はバンクオブアメリカが巨大なショートを持っていますが、これはコメックスの倉庫から現物が消えるときに命取りになると思っています。

我々が現物を買えば買うほど、米ドルの終わりは近づくということでもあります。

先回、コメックスの銀が枯渇した時は、JPモルガンが銀の現物を放出して救済しましたが、もう現物がないので次は本当に終わりとなるようです。

 

 

あと銀は希少金属だと書きましたが、どれくらい希少かというと絶滅種レベルなのです。

このままいけば埋蔵量は19年で枯渇し、メキシコや中国といった産出国は5-8年で枯渇すると言われています。

 

現在の採掘量はすでに需要を下回っており、そのためリサイクルで需要を賄っています。

リサイクルの費用は1ozあたり、$250-$300と言われています。

ということで、貴金属を買うことを考えている人は、金ではなく銀を買うことをお勧めします。あと金を売って銀を買うというのもお勧めです。

しばらく前にクリフハイの違う種類の銀について書きましたが、さらに調べてみましたが、やはりかなりの可能性を秘めているようです。

 

今、まだ買えるうちに銀を買うことは、経済崩壊時に命を救うものとなる可能性すらあります。

ちなみにこれは昨日、バンクオブアメリカが発表したデータです。

公式にはアメリカのインフレ率は6.9%ということになっていますが、食料品は27%、光熱費30%、ガソリン43%、家賃12%、不動産価格18%、木材は4か月で40%の値上がりです。

政府発表のデータは、都合の悪い項目を抜かしたデータとなっています。

日本円も同様です。時々、値上げに関する報道はありますが、日本円の購買力が落ちているという報道は決してなされません。

日銀は利上げができないので、これからしばらくは円安が進み、インフレ傾向がアメリカ以上に顕著になるでしょうね。

 

 

 

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