これは可能性として、一部の人たちが想定していることです。
過去を振り返ってみると、米ドルや日本円が事実上、死ぬときに、どのようなことが起こりうるのか想定されています。
次のシステムに移行するのは3年以上はかかるであろうと予想されています。
今後、各国の中央銀行が上限のない金融を行う結果として、購買力が急激に下落し、同時に国の債務が増えすぎることにより、米ドル、ユーロ、円を含む複数の通貨がリセットを強いられることになります。
今すでに各国の通貨の購買力は急速に下落し、インフレ傾向が強まってきています。
結果として、我々を襲うのはハイパーインフレです。
過去の例を振り返ると、通貨リセットの前には、6か月から12か月のハイパーインフレが起こっています。
つまりハイパーインフレが起こる結果として、政府は通貨のリセットを強いられるわけです。
しかし、問題はそれがすぐにうまくいくとは限らないという点です。
政府はハイパーインフレが起こってから、リセットを決めるのか、あらかじめ用意しているのかはケースバイケースですが、
最初のリセットは高い確率で失敗に終わるようです。
つまり、SDRを基軸通貨にするとか、デジタルドルやデジタル円を導入するというのは、うまくいかない可能性が高いと考えられているようです。
つまり、世界の支配層が考えるところの"グレート リセット"はうまくいかないと考えたほうがよさそうです。
仕方ないので、政府は次を急いで準備するわけですが、それには1年程度かかると思われます。
リセットは一度ではなく、2-3回行う結果となり、結局落ち着くまでには2-3年程度はかかるという見通しが出ています。
今年の後半にインフレが深刻化して、最初のリセットに向けて動き始めるとすると、次のシステムに移行できるのは早くて2024年ということになりそうです。
2021年の前半は、今後の生き残りを決めるうえで、非常に大切な時期と言えそうですね。
その間、世界は荒れますし、モノも手に入りにくくなりそうです。